よいまち‐ぐさ〔よひまち‐〕【宵待草】
よいまちぐさ〔よひまちぐさ〕【宵待草】
宵待草
ツキミソウ
(ヨイマチグサ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/29 03:23 UTC 版)
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ツキミソウ | ||||||||||||||||||||||||
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Oenothera tetraptera ツキミソウ
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Oenothera tetraptera Cav. 1796 |
ツキミソウ(月見草、Oenothera tetraptera、つきみぐさ)は、アカバナ科マツヨイグサ属に属する二年草または多年草である。
解説

北アメリカ原産。日本へは南アメリカ、ヨーロッパ、中国を経由して幕末から明治の初めに渡来した[1]。神奈川県大和市に有り、東急田園都市線の駅名にも付けられた「つきみ野」の地名は、開発以前、周囲に月見草が生い茂っていたことに由来する。
同属種であるオオマツヨイグサ、マツヨイグサ、メマツヨイグサなどを(誤って)「月見草」と呼ぶ場合も有る。
例えば、太宰治著『富嶽百景』には、「けなげにすくっと立つてゐたあの月見草は、よかつた。富士には月見草がよく似合う。」と書かれている。しかし、この小説の舞台である御坂峠は月見草の生育環境としては厳しく、登場した植物はオオマツヨイグサだったと考えられている。
特徴
花期は6月から9月頃。月見草は夕方に花が開き始め、翌朝まで咲き続けて朝にしおれていく。花は咲き始めは白色であるが、翌朝のしぼむ頃には薄いピンク色になる。
関連項目
- 植月姓 - 「"月"見草を"植"える」に由来する。
- 野村克也 - 「王や長嶋はヒマワリ。それに比べれば、私なんかは日本海の海辺に咲く月見草だ。」の名言を残す。
脚注
- ^ 瀧井康勝『366日 誕生花の本』日本ヴォーグ社、1990年11月30日、176頁。
外部リンク
- 可憐な響き「月見草」と呼ばれる花「ツキミソウ」「マツヨイグサ」 - 月刊 元気通信 養命酒製造株式会社
- 月見草の育て方と待宵草との違い - LOVEGREEN(ラブグリーン)
- 月見草(マツヨイグサの仲間)とは|育て方がわかる植物図鑑 - みんなの趣味の園芸(NHK出版)
- ヨイマチグサのページへのリンク