ユーベラウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 04:42 UTC 版)
ユーベラウは1305年に初めて文献に記録されている。 ユーベラウ(地元ではイッヴェーロと呼ばれる)はラインハイム市の市区で、ヘッセン州のオーデンヴァルト北部の入り口、ゲルシュプレンツ川の右岸に位置する。地名は「水の上」(水とはゲルシュプレンツ川を指す)という意味である。ユーベラウは独立した自治体であったが、1972年にラインハイムに合併した。 ユーベラウの人口は、2006年12月現在で2,335人で、田舎の風情が色濃い地区である。農家、家畜や耕作用の農地、あるいは野原が見られる。 フンデルトモルゲン地区(海抜247m)はユーベラウ区に属す小さな農場であるが、ここからの出土品はここにローマ時代の入植地があったことを示している。 「赤い村」ユーベラウは「赤い村」とか、時には「小モスクワ」と称される。このニックネームは、伝統的に共産主義が大変に優勢な地区であることに由来する。2006年3月26日の地方選挙でもドイツ共産党_(DKP)はユーベラウで39.1%の票を獲得し、地区委員会に2人の委員を送り込んだ。地区代表者のマンフレート・ビューディガー(ドイツ共産党 (DKP))は、1948年から当時は独立した村であったユーベラウの村長を務め1960年に警官隊の介入で解任されたアダム・ビューディンガー(ドイツ共産党 (KPD))の息子である。
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