モーニングダイレクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 08:54 UTC 版)
郊外から浜松駅を経由せずに学校へ直通する通学向け路線である。1975年から1985年までの間に、通学でのバス利用が半減したため、その対策として乗り換えなしの通学バス路線を設定したものである。運行開始後に新系統の要望があり、特に私立高校では、モーニングダイレクトの存在が生徒の誘致にも影響すると判断されたことから、順次系統拡大を行った。貸切タイプの車両で運行される系統と、路線タイプの車両で運行される系統がある。 西遠学園・浜松修学舎へ向かう路線が「Avenue(アヴェニュー)」、浜松市立高校・海の星高校・浜松西高校へ向かう路線は「Chapel(チャペル)」という愛称が設定されており、実際に運行される路線では、これに方角をつけている。例えば、気賀・三方原から西遠学園に向かう路線であれば、北方面からの路線となるため「N.Avenue(ノース・アヴェニュー)」という愛称になる。ただし、舘山寺から浜松南高校行きに限っては「Flolal Mate(フローラル・メイト)」という愛称が設定されている。 学校や生徒・保護者からも好評のため、その後磐田地区でもモーニングダイレクトを導入、こちらは磐田南高校・磐田東高校へ向かう系統には「E.Liner(イースト・ライナー)」、磐田南高校・磐田北高校へ向かう系統では「N.Liner(ノース・ライナー)」という愛称が設定されている。 いずれも朝の片道のみの設定で、帰路については浜松駅・磐田駅でバス路線を乗り継ぐことになるが、定期運賃は直通経路経由の通し運賃で計算される。
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