モロ・キャッスル号の背景と要目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/01 04:09 UTC 版)
「モロ・キャッスル号火災事故」の記事における「モロ・キャッスル号の背景と要目」の解説
モロ・キャッスル号は事故の4年前にニューヨーク&キューバ郵便汽船会社(アトランティック・ガルフ&西インド汽船ライン傘下。俗称ウォード・ライン)がアメリカ政府の財政融資を背景に建造した客船で、姉妹船のオリエンテ号と共にアメリカ政府の補助を受けてニューヨーク―ハバナ間の定期航路に就航したが、禁酒法を背景にしたアメリカ国外での飲酒を目的にしたクルーズを行っているのが実態であった。本船の概要は以下の通り。 全長162メートル 総トン数1万1520トン 速力20ノット(蒸気タービン・エレクトリック・1万8000馬力) 乗客定員数530人(うち一等船客430人、ツーリスト船客100人) 乗組員定員数220人
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