メタスX-2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 08:04 UTC 版)
『アナハイム・ラボラトリー・ログ』に登場。 X-1が大気圏内での運用を重視していたのに対し、本機は大気圏内と宇宙空間の両方での運用を目的とし、さらに長距離移動性能とMS・MA両形態での戦闘性能を併せ持つ、可変MSとしての総合性能を求めた機体である。 開発はAE社グラナダ支部でおこなわれ、MIP社から引き抜かれたスタッフも参加している。MS形態ではムーバブル・フレームがむき出しになるほどの大幅な軽量化によって機動性を向上、両肩の大型メガ粒子砲で砲撃をおこなうヒット&アウェイの戦法をとる。膝アーマーにビーム・サーベルを装備するが、装甲が薄いため近接戦闘能力は高くない。MA形態はあくまで移動手段として特化しており、オプションで大型の長距離ブースターも装備する。 本機は開発当時すでに実戦参加していたギャプランに酷似しており、MA形態は航宙戦闘機として高い水準をほこるが、コンパクトな機体に大型メガ粒子砲を装備したことで機体のバランスが悪く、さらに対MS戦闘における機体の脆弱さなど、改良すべき課題が多い機体となっている。テストを終えた試作機は、カラバに引き渡されその後も研究材料となっている。
※この「メタスX-2」の解説は、「メタス」の解説の一部です。
「メタスX-2」を含む「メタス」の記事については、「メタス」の概要を参照ください。
- メタスX-2のページへのリンク