メジロとの混同
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 00:37 UTC 版)
この項目では色を扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。 いわゆる梅にウグイスという取り合わせが和歌をはじめ、よく見かけられる。これは春の訪れを告げる梅の花と鶯の鳴き声とが、優美な組み合わせとしてしばしば詩歌や絵画に取り上げられたことによる。しかし、都市開発が進み漢詩や和歌についての素養が一般人から失われている現代では、梅にウグイスという取り合わせについて、メジロとウグイスを誤解したものとする俗説が流布された。同様に、現代では「ウグイス色」というとメジロの体色のような鮮やかな色を連想する人が多いとされるが、JIS慣用色名に定められているウグイス色は茶と黒のまざったような緑色をしている。この色を鶯茶(うぐいすちゃ)ともいう。実際のウグイスの体色は茶褐色であり、JISのウグイス色は、ウグイスの羽を忠実に取材した色である。メジロ#ウグイスとの混同も参照。 鶯色はこのような色である。#918D40 鶯茶はこのような色である。#6D5826 なお、ここにあげた色の見本は JIS で規定したマンセル値に基づく近似色であり、RGB 値は一例にすぎない。
※この「メジロとの混同」の解説は、「ウグイス」の解説の一部です。
「メジロとの混同」を含む「ウグイス」の記事については、「ウグイス」の概要を参照ください。
- メジロとの混同のページへのリンク