メキシコ武者修行へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 07:00 UTC 版)
メキシコ武者修行に旅立った和毅は2007年8月10日、メキシコのパンチョロサレスジムにて、WBCミニマム級25位のホブ・ソラーノとスパーリングしたが苦戦しリングを降りた。9月8日、メキシコで行われたアマチュア大会グアンテス・デ・オロ、バンタム級リーグ戦(少年の部)の3戦目で、ギゼルモ・トレロと対戦。判定負けの裁定を受けたが再審議が行われ、無効試合となった。同4戦目では、エクトル・モラレスに判定負けをしたが、この試合もまた疑惑の判定として無効試合とされている。この大会では亀田の試合以外でも疑惑の判定が多く、大会運営側が審判団と協議し数試合の判定を無効とする採決が下された。結果、決勝まで勝ち進むものの、レイ・バルガスに判定負けで優勝はならなかった。 この大会途中で一旦帰国した和毅に対し、日本のメディアは、「土つかずの4連勝」「無敗の遠征凱旋」「相手を圧倒」などと報じたほか、参加大会を「ゴールデングローブ」としていた(「グアンテス・デ・オロ」はスペイン語で「金の手袋」、英語で「ゴールデングローブ」の意味)。 2007年10月11日に次男の大毅が内藤大助と対戦し、反則行為を繰り返して敗戦。これらの行為に反則の指示があったとして日本ボクシングコミッションから父・史郎にセコンドライセンスの無期限停止、長男・興毅には厳重戒告処分、反則行為の当事者である大毅には1年間のボクサーライセンス停止の処分をそれぞれ受けたが、和毅はセコンドにいたものの反則行為の指示が確認できなかったため処分されることはなかった。
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