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ムサマル【ムサマル】(食用作物)

登録番号 4110
登録年月日 1994年 11月 22日
農林水産植物の種類 ばれいしょ
登録品種の名称及びその読み ムサマル
 よみ:ムサマル
品種登録の有効期限 15 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 北海道
品種登録者の住所 北海道札幌市中央区北3条西6丁目
登録品種の育成をした者の氏名 村上紀夫 奥山善直 浅間和夫 伊藤平一 入谷正樹 松永千田圭一
登録品種の植物体の特性の概要
 この品種は,「ツニカ」に「根育20号」を交配して育成され固定品種であり,多 収で,でん粉価がやや高くジャガイモシストセンチュウ抵抗性推定遺伝子型 H1を 有する加工用品種である。   叢性はやや開張型,個重型・個数型の別は個重型,幼芽の色は淡赤,太さは中, の長さはやや長,太さは中,翼はやや波,色は緑で赤紫斑紋が入る,分枝数はやや 多である。萌芽時の葉色淡緑葉色はやや淡緑,頂小葉の形は中間大きさは中, 小葉の形は中間大きさはやや小である。花の数はやや多,大きさは大,色は赤紫系 で内面先白である。ふく長さは短,いもの長短はやや長,形は卵形,皮色は黄褐, 表皮の粗滑はやや粗,目の数は中,深浅はやや浅,肉色淡黄休眠期間はやや長, ちょう期は中晩,早期肥大性は中,上いも重は多,数はやや少である。でん粉価は やや高,黒変程度は微,煮くずれの程度はやや少,肉質はやや粉,チップ・フライ の褐変程度は微,フライ乾湿は乾,食味中上用途加工である。青枯病抵抗性 及び粉状そうか病抵抗性は弱,塊茎腐敗抵抗性は強,疫病抵抗性推定遺伝子型はr, ジャガイモシストセンチュウ抵抗性推定遺伝子型はH1である。   「ホッカイコガネ」と比較して萌芽時の葉色淡緑であること,花の大きさ大 きいこと,いもの形が卵形であること,肉質がやや粉であること,疫病抵抗性推定遺 伝子型がrであること,ジャガイモシストセンチュウ抵抗性推定遺伝子型が H1であ ること等で,「農林1号」と比較して、叢性がやや開張型であること,花色赤紫系 であること,皮色が黄褐であること,チップ・フライの褐変程度少ないこと,青枯 病抵抗性が弱いこと,塊茎腐敗抵抗性が強いこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
  この品種は,北海道立根釧農業試験場標津郡中標津町)において,昭和55年に  「ツニカ」に「根育20号」を交配したものの中から選抜し育成した固定品種である。 61年から生産力検定試験,特性検定試験63年から「根育22号」の系統名奨励品種 決定調査等の調査行い,その特性が安定していることを確認して育成完了したも のである




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