みやぎVWD1号【ミヤギVWD1ゴウ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10071号 |
登録年月日 | 2002年 3月 25日 | |
農林水産植物の種類 | せり | |
登録品種の名称及びその読み | みやぎVWD1号 よみ:ミヤギVWD1ゴウ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 宮城県 | |
品種登録者の住所 | 宮城県仙台市青葉区本町三丁目8番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 遠藤柳子、本藏良三、庄子孝一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「島根みどり」のプロトプラスト由来の不定胚から育成されたものであり、草姿は立性、葉は淡緑色の葉枯病抵抗性を有する品種である。草姿は立性、草丈は高、ランナーの発生の早晩は早、多少は中、収穫時茎径は太、節数は中、開花時の茎長は低、節数は少である。葉数及び小葉数は中、葉色は淡緑、欠刻の深さ、多少及び頂小葉の大きさは中、葉柄の太さは細、長さは短、色は濃緑、アントシアニンの程度は無である。抽だいの早晩性は中、花色は白、収穫の早晩性及び萌芽の早さは中、香りは弱、病害(葉枯病)抵抗性は強である。「島根みどり」と比較して、葉枯病抵抗性が強いことで、「仙台在来」と比較して、草姿が立性であること、葉柄のアントシアニンが無いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に宮城県農業センター(現宮城県農業・園芸総合研究所、名取市)において、「島根みどり」のプロトプラスト由来の不定胚を葉枯病菌培養濾液抽出物添加培地で培養して生存個体を選抜し、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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