ミッキーの街の哀話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 14:42 UTC 版)
「ジミニー・クリケットのクリスマス」の記事における「ミッキーの街の哀話」の解説
ミッキーと愛犬プルートは貧乏で、食事もろくにできない生活を送っていた。そんなクリスマスの日のこと、彼らはチェロで演奏し、食事代を儲けようとするが、もらったのはネジや歯車などのガラクタばかり。仕方なく、場所を変えて演奏することに。すると、近くの豪邸に住む金持ちの息子・アデルバートが犬を欲しがる。執事は「その犬を売ってくれ」と頼むが、ミッキーに「プルートは僕の相棒だからダメ」だと断られ逃げられてしまう。何とか逃げ延びた二人だが、凍った池に足を滑らせた挙句、チェロを壊されてしまう。すると、ある家の方から泣き声がしたのでその家を覗くと、この家の主人(ピート)が逮捕されて生活が苦しくなった女性とその子供たちの姿があった。そんな彼女に同情したミッキーはプルートをアデルバート家に売り、その金で子供たちにプレゼントを買った。その頃、新しい主人をもらったプルートはアデルバートのいいようにされ虐待されていた。さらにはフルーツやケーキを投げつけられ、部屋とツリーはめちゃくちゃに。怒った主人はプルートを追い出し、息子にお仕置きした。尻叩きされるアデルバートの泣き声を聞いたプルートは「ざまあみろ」と大笑いし、ミッキーを探しに行く。一方その頃ミッキーは一人寂しく、たき火で食事を取っていた。雪で作ったプルートにも食事を分けようとすると、雪の中から本物のプルートが。再会を果たした二人はプルートの尻尾に括り付けてあったチキンを分け合い、クリスマスを祝うのだった。
※この「ミッキーの街の哀話」の解説は、「ジミニー・クリケットのクリスマス」の解説の一部です。
「ミッキーの街の哀話」を含む「ジミニー・クリケットのクリスマス」の記事については、「ジミニー・クリケットのクリスマス」の概要を参照ください。
- ミッキーの街の哀話のページへのリンク