ミサイル発射関連施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 15:01 UTC 版)
舞水端里には、北朝鮮当局が保有する弾道ミサイルの発射関連施設が集中しており、衛星画像からも次のような施設が観測・推定されている。これらの施設の稼働には、朝鮮総連の科協メンバーや土台人が大きく関与したとされる。 ミサイル発射台 - 北緯40度51.342分 東経129度39.948分 / 北緯40.855700度 東経129.665800度 / 40.855700; 129.665800 エンジン試験場 - 北緯40度51.138分 東経129度40.788分 / 北緯40.852300度 東経129.679800度 / 40.852300; 129.679800 ミサイル点検施設 - 北緯40度51.348分 東経129度39.552分 / 北緯40.855800度 東経129.659200度 / 40.855800; 129.659200 ミサイル管制施設 - 北緯40度51.78分 東経129度39.624分 / 北緯40.86300度 東経129.660400度 / 40.86300; 129.660400 1984年以降、「火星」(スカッド)シリーズやノドン、テポドンシリーズなどのミサイルが、舞水端里で試験発射されている。 1998年、北朝鮮のメディアは、ロケット「白頭山1号」によって人工衛星「光明星1号」の軌道投入に成功したことを報道した。発射地は舞水端里である。しかし実際には軌道投入に失敗したと見られており、日本国政府は『弾道ミサイル・テポドン1号』の発射実験だったとみなしている(北朝鮮によるミサイル発射実験 (1998年)参照)。 2006年のミサイル発射実験でも、江原道安辺郡の旗対嶺とともに舞水端里からテポドン2号の発射が行われている。 2009年のミサイル発射実験には3段式のテポドン2号の改良型が舞水端里から発射された。
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