マージョリーの家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/29 11:15 UTC 版)
「マージョリー・ストーンマン・ダグラス」の記事における「マージョリーの家」の解説
ココナットグローブのステュワート・アベニュー3744から3754にあるマージョリーのコテージは1924年に建設されたものである。マージョリーはその主要な著作と物語を全てこのコテージで書き、1995年にマイアミ市はこのコテージを歴史的場所に指定した。その有名な所有者のためだけでなく、その特徴ある石造りの土地固有の建築であるためだった。マージョリーの死後、「エバーグレーズの友」がマージョリーとその人生について学ぶ教育会館の一部にすることを提案したが、その隣人達が、駐車場、交通、静かな地区に訪問者が流入することなどの問題を挙げて反対した。このコテージ外壁には1926年マイアミ・ハリケーンの時にできた浸水線があり、蜂の侵入のためにいくらか損傷もあって、荒廃してきた。マージョリーが開発を援助したコーラルゲーブルスのフェアチャイルド熱帯植物園には、彼女の功績を記念する等身大のブロンズ像もあり、そこにこの家を移築する案が、しばらくの間検討された。フロリダ州がマージョリーの家を所有しており、2007年4月、フロリダ州環境保護省の部門であるフロリダ州公園局の管理下に置いた。その後、床やカウンターの修理が行われた。水道管が再度結合され、安全上の目的で電気系統も更新された。作業の全ては歴史資源省に承認された。コテージの構造と資産を維持するために、住人としてパークレンジャー1人が常駐となった。 2015年4月22日、バラク・オバマ大統領はエバーグレーズでアースデイの演説を行ったときに、アメリカ合衆国内務長官サリー・ジュウェルがこの家をアメリカ合衆国国家歴史登録財に指定したことを公表した。
※この「マージョリーの家」の解説は、「マージョリー・ストーンマン・ダグラス」の解説の一部です。
「マージョリーの家」を含む「マージョリー・ストーンマン・ダグラス」の記事については、「マージョリー・ストーンマン・ダグラス」の概要を参照ください。
- マージョリーの家のページへのリンク