マルティーニ・ストライプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/07 04:50 UTC 版)
「マルティーニ・エ・ロッシ」の記事における「マルティーニ・ストライプ」の解説
「マルティーニ・レーシング」を通じモータースポーツにも世界選手権から国内選手権まで積極的に参加している。白地(銀地や黒地、赤地、緑地の物もある)に赤と水色と紺のラインが引かれた「マルティーニ・ストライプ」のカラーリングが有名。 1968年、マルティーニ・エ・ロッシ社のドイツ支部が、ニュルブルクリンク1000kmレースでプライベートチームを支援したのが「マルティーニ・レーシング」の始まり。最初はマルティーニ・ドイツ支社とビジネス関係にあった人物が友人のドライバーを財政支援しただけのものだったが、「ポルシェ907」の好調ぶりを見るにつけ、同社はスポンサーとしてモータースポーツ界で活動するようになる。ポルシェ・917や936などでル・マンにおいて優勝などの好成績を残しそのカラーリングを知らしめた。 F1には1972年~1973年に参戦したテクノのスポンサーとして参入。1975年~77年までブラバム、1979年にロータスなど当時のトップチームのメインスポンサーとなっている。しかし成績低迷により、ロータスと決別後、ラリー選手権へのスポンサードを開始した。 1980年代にはランチアへのスポンサーを開始し、Gr.5のベータ・モンテカルロに始まり、プロトタイプレーシングカーではLC1とLC2、またWRCでは037ラリーやデルタS4、デルタHFインテグラーレなどに栄光をもたらした。この頃にはエアロバティック、パワーボートへも積極的にチームを結成し活動している。 また、ツーリングカー選手権におけるアルファロメオ・155では1992年のCCIS (イタリア・スーパーツーリング選手権) 、1993年のDTM 、1994年のBTCCにおいて年間タイトルを獲得。1999年から2002年まではフォードのフォーカスをスポンサーした。
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