マリクを称する現役の国王・王妃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 03:05 UTC 版)
「マリク」の記事における「マリクを称する現役の国王・王妃」の解説
2016年7月時点で、マリクを称する現役の国王は世界に4名いる。以下、マリクに就任した時期の早い順に並べる。 アブドゥッラー2世 - 1999年2月より、ヨルダンの国王(マリク)。 ムハンマド6世 - 1999年7月より、モロッコの国王(マリク)。 ハマド・ビン・イーサ・アール・ハリーファ - 2002年2月より、バーレーンの国王(マリク)。1999年3月から2002年2月までは、首長(アミール)であった。 サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ - 2015年1月より、サウジアラビアの国王(マリク)。 上記国王の存命の配偶者が、現役のマリカとなる。以下、配偶者の国王がマリクに就任した時期の早い順に並べる。 ラニア王妃 - 1999年2月より、ヨルダンの王妃(マリカ)。アブドゥッラー2世とは、王位就任前から婚姻関係にある。フセイン皇太子(アラビア語版、英語版)の母。 ラーラ・サルマ王妃 - ムハンマド6世と結婚した2002年3月より、モロッコの王妃(マリカ)。ムーレイ・ハサン皇太子(アラビア語版、英語版)の母。 サビーカ王妃(アラビア語版、英語版) - 2002年2月より、バーレーンの王妃(マリカ)。ハマド・ビン・イーサとは、ハマドが王位に就任する前の1968年10月から婚姻関係にあり、糟糠の妻である。サルマーン皇太子(アラビア語版、英語版)の母。 サーラ王妃 (Sarah bint Faisal Al Subai'ai) - 2015年1月より、サウジアラビアの王妃(マリカ)。サルマーンの2番目の妻。サウード王子 (Saud Bin Salman Bin Abdulaziz) の母だが、彼の異母弟であるムハンマド・ビン・サルマーン副皇太子の方が王室内での序列は高い。 ファハダ王妃 (Fahda bint Falah bin Sultan Al Hithalayn) - 2015年1月より、サウジアラビアの王妃(マリカ)。サルマーンの3番目の妻。ムハンマド・ビン・サルマーン副皇太子の母。国王自身を除くと王室内で序列筆頭のムハンマド・ビン・ナーイフ皇太子はサルマーンの息子ではなく甥(サルマーンの同母兄ナーイフの息子)なので、これは、序列第2位のムハンマド・ビン・サルマーン副皇太子が、存命の異母兄3人を差し置いて兄弟間での序列筆頭の地位にあることを意味する。
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