マディ・ウォーターズの録音
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「アイム・レディ (マディ・ウォーターズの曲)」の記事における「マディ・ウォーターズの録音」の解説
1953年、ウォーターズは知り合いのミュージシャンであるウィリー・フォスターにライヴへの参加を依頼したところ、フォスターは約束よりも1日早くウォーターズの元を訪れた。そして、ジン(本作の歌詞でも言及されている)を飲みながらウォーターズ及びウィリー・ディクスンに「俺は準備万端だぜ」と語ったことが、タイトルの由来になったという。オリジナル・ヴァージョンの録音には、ディクスン(アップライト・ベース)、リトル・ウォルター(ハーモニカ)、ジミー・ロジャーズ(ギター)、オーティス・スパン(ピアノ)、フレッド・ビロウ(ドラムス)が参加した。 ウォーターズは本作を度々再演している。1969年4月にポール・バターフィールドやマイク・ブルームフィールド等と共演したヴァージョンは、同年8月発売のアルバム『ファーザーズ・アンド・サンズ』に収録された。アルバム『ザ・ロンドン・マディ・ウォーターズ・セッションズ』(1972年)には、ロリー・ギャラガー等と共演したセッションが収録された。また、ジョニー・ウィンターがプロデュースしたアルバム『アイム・レディ』(1978年)には、1977年の録音が収録された。
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マディ・ウォーターズの録音
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「マニッシュ・ボーイ」の記事における「マディ・ウォーターズの録音」の解説
この曲は、ボ・ディドリーがウォーターズの曲「フーチー・クーチー・マン」(作詞・作曲はウィリー・ディクスン)のリフを拝借した曲「アイム・ア・マン」を作ったことに対する返答として、ウォーターズが「アイム・ア・マン」を改作したものである。ウォーターズのオリジナル・ヴァージョンは、後にコンピレーション・アルバム『リアル・フォーク・ブルース』に収録された。 ウォーターズは1968年のアルバム『エレクトリック・マッド』に「マニッシュ・ボーイ」の新しいヴァージョンを収録しており、ジョニー・ウィンターがプロデュースしたアルバム『ハード・アゲイン』(1977年)でも再演している。ライヴでも頻繁に歌われた曲で、1976年11月25日にはザ・バンドの解散コンサートでこの曲をザ・バンドと共演しており、その時の映像は映画『ラスト・ワルツ』(1978年公開)で披露された。また、1977年3月のライヴ音源は1979年発表のライヴ・アルバム『マディ"ミシシッピ"ウォーターズ・ライヴ』に収録された。 ウォーターズの没後の1988年、ジョニー・ウィンターがプロデュースしたヴァージョンがリーバイス501のコマーシャルソングに使用され、それに伴い「フーチー・クーチー・マン」をB面に収録したシングルがエピック・レコードからリリースされた。このシングルはオランダで6位、ベルギーのフランデレン地域で19位、全英シングルチャートで51位に達するリバイバル・ヒットとなった。
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