松本クリアースカーレット【マツモトクリアースカーレット】(草花類)
登録番号 | 第4140号 | |
登録年月日 | 1994年 11月 22日 | |
農林水産植物の種類 | アスター | |
登録品種の名称及びその読み | 松本クリアースカーレット よみ:マツモトクリアースカーレット | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 荒川弘 飯沼幸慶 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「くれない」に「福の光」を交配して,育成されたものであり,外花 弁の色は濃赤で中生の切花用のやや小輪花である。 草型はほうき型,一次分枝の発生量は中,二次分枝は多,開花時の草丈は中である。 茎の地上10㎝での太さはやや細,最長側枝の1/2 の点の太さは細,茎のアントシアニ ンの有無・程度は中,強度は強である。最長側枝の最大葉の葉身長はやや短,幅はや や狭,葉柄長は中,地上10㎝の葉の葉身長は中,幅はやや狭,葉柄長は中,葉色は緑 である。花弁の形は平弁,外花弁の反り方は平,花径はやや小,最外弁の花弁の長さ は短,幅は中,総ほう部の直径はやや小,外花弁及び内花弁の色は濃赤(JHS カラー チャート0408),花の中心部の色の変化は無,舌状花数及び管状花数はやや少である。 開花期の早晩性は中である。 「紅花火」と比較して,二次分枝の発生量が多いこと,外花弁及び内花弁の色が濃 赤であること,開花期が晩いこと等で,「くれない」と比較して,花弁の形が平弁で あること,外花弁及び内花弁の色が濃赤であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和59年に,出願者の農場(長野県南安曇郡三郷村)において, 「くれない」に「福の光」を交配して選抜,育成されたもので,以後,特性の調査を 行いながら固定を図り,平成2年にその特性が安定していることを確認して育成を完 了したものである。 |
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