マスカレロ(Muscarello)の目撃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/29 22:20 UTC 版)
「エクセター事件」の記事における「マスカレロ(Muscarello)の目撃」の解説
1965年9月3日午前2時ころ、ノーマン・マスカレロ(Norman Muscarello)は、ハイウェー150でエクセターの両親の家までヒッチハイクをしていた。マスカレロ(18歳)は、ハイ・スクールを最近、卒業して、アメリカ海軍にはいろうとしていた。彼は、マサチューセッツ州エームズベリー(Amesbury)の近くのガールフレンドの両親の家を訪ねていた。彼は車を所有していなかったから、ガールフレンドの家との往復に乗せてもらおうとしていた。しかしながら、夜のその時刻では、ハイウェーの交通はほとんど無く、彼は歩いているうちに、近くの森で5つの赤い閃光灯が光っているのに気づいた。光は森と近くの農場内住宅を照らしていた。(農場はダイニング(Dining)家のもので、一家はそのとき不在であった)光はまもなく彼の方へ移動し、するとマスカレロは恐ろしくなり、溝に跳び込んだ。光は動き去り、ダイニングの農場内住宅の近くで空中静止し、それから森の中に戻った。マスカレロは農場内住宅に走り、ドアをどんどんとたたき、わめいて助けを求めたが、しかしだれも応えなかった。道路を車が下ってくるのが見えたとき、彼は道路へ走り込み、むりやりそれを停めた。車のなかのカップルは、彼をエクセター警察署に乗せていった。 警察署で、マスカレロは、夜勤の警察官レジナルド・トーランド(Reginald Toland)に話をした。トーランドはマスカレロを知っていて、その恐怖と興奮状態に強く印象づけられた。トーランドは、警察官ユージーン バートランド, Jr.(Eugene Bertrand, Jr.)に無線連絡をしたが、彼はその晩もっと早くにハイウェー108で車内で座っている苦しんでいる女性の車とすれ違った。バートランドが止まって、問題があるのか訊ねると、その女性は彼に、「赤い閃光灯のある巨大な物体」("huge object with flashing red lights")に12マイル (19 km)にわたって後を付けられ、車の上方で止まってそれから飛び去ったと語った。バートランドは彼女を「変人」("kook")だと思ったが、しかし約15分間、彼女と居ると、やがて彼女は落ち着き、ふたたび運転を始める用意ができた。 バートランドは、警察署に着き、マスカレロの話を聞いたのち、マスカレロとともにダイニングの農場に戻ることに決め、彼がUFOを見た原を調査した。
※この「マスカレロ(Muscarello)の目撃」の解説は、「エクセター事件」の解説の一部です。
「マスカレロ(Muscarello)の目撃」を含む「エクセター事件」の記事については、「エクセター事件」の概要を参照ください。
- マスカレロの目撃のページへのリンク