ポールの獲得
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 00:51 UTC 版)
「フェニックス・サンズ」の記事における「ポールの獲得」の解説
2018年のNBAドラフトで全体1位指名権を得たサンズは、アリゾナ大学のディアンドレ・エイトンを指名。それでも成績は向上せず、2018-19シーズンは19勝63敗でカンファレンス最下位で終了。2019-20シーズンはリッキー・ルビオを加え、成績は徐々に回復。終盤のバブルゲームで8戦8勝したものの、34勝39敗に終わった。そこでサンズは大改革を敢行。2020-21シーズン前にオクラホマシティ・サンダーなどを交えた大型トレードを敢行し、クリス・ポールを獲得。ポールは期待に応え、同シーズンは51勝21敗で終え、2009-2010シーズン以来のプレーオフ進出に導いた。プレーオフに入ってもサンズの快進撃は止まらず、1回戦で前シーズン王者のレイカーズを4勝2敗で下すと、セミファイナルのデンバー・ナゲッツを4戦全勝で退け、カンファレンスファイナルの相手は、ポールの古巣ロサンゼルス・クリッパーズとなった。シリーズは大接戦となったものの、相手エースカワイ・レナードを失っていたこともあり、最終的にサンズが優位に進め、4勝2敗で勝利。ウェスタン・カンファレンスを制し、28年振りのNBAファイナル進出となった。ファイナルの相手は50年振りの優勝を目指すミルウォーキー・バックス。同ファイナルでもホームコートアドバンテージを持っていたサンズは、まずはホームで2勝。しかし、敵地で連敗すると相手エースヤニス・アデトクンボの猛攻を食い止めることが出来ず、2連勝の後に4連敗を喫し、またしても悲願達成はならなかった。2021-22シーズンは現有戦力を維持し、再び優勝に向けてシーズンをスタートさせた。シーズンでは攻守ともに安定感を見せた、西カンファレンス1位の成績でシーズンを終えた。1回戦はプレーイントーナメントから上がってきたニューオーリンズ・ペリカンズとの対戦になった。前評判とは裏腹にかなりの接戦が強いられるシリーズになったが4-2で勝利した。2回戦はダラス・マーベリックスとの対戦となった。ダラスマーベリックスはオフェンスでクリスポールをターゲットにアタックするに対して、サンズはマブズのスモールボールラインナップやルカ・ドンチッチやジェイレン・ブランソンに対して対策ができず、クリスポールの疲労が溜まり、第7戦で大量点差で大敗する結果に終わってしまった。
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