ポーランドでの運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 03:33 UTC 版)
「ラインバーンGT8S形電車」の記事における「ポーランドでの運用」の解説
前述の通り、デュッセルドルフでの運用から撤退したステップ未改造の29両(3037 - 3065)については全車ともポーランドのクラクフ市電(ポーランド語版)(クラクフ)への譲渡が行われ、2009年から使用が行われている。同市電での運用に合わせて塗装が青と白を基調としたものに変更されている他、大半の車両は中間車体を新造品の低床車体に交換することによるバリアフリーへの対応、運転台および前面のデザインなどの更新が実施されたGT8Nに改造されている。更にそのうち2両(RF311、RF313)については制御装置についても電機子チョッパ制御方式のものへの交換が行われている。 これらの車両のうち、最後にデュッセルドルフからの譲渡が実施された6両については、一部区間の工事に伴い両運転台車両の必要が生じたポズナン市電(ポーランド語版)(ポズナン)へ一時的に貸し出され、デュッセルドルフ時代の姿のまま2011年から2012年まで使用された。その後は他車と同様の改造や塗装変更を受けた上でクラクフ市電へ再譲渡されている。 クラクフ市電に譲渡されたGT8S(2012年撮影) 前面の更新のみが行われたクラクフ市電のGT8S(2012年撮影) ポズナン市電で一時的に使用されたGT8S(2012年撮影)
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