ポートサイド時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 05:20 UTC 版)
「横浜シティ・エア・ターミナル」の記事における「ポートサイド時代」の解説
成田国際空港の開港に伴う高速バス路線の整備を目的として、横浜港に面した再開発地区「ポートサイド地区」に建設され、1979年12月3日にポートサイド公園の隣地、横浜市神奈川区大野町1-24に開設された。横浜駅東口からは約1km離れた場所にあった。 京浜急行電鉄(現:京浜急行バス)は、開業翌日の12月4日から新東京国際空港への旅客限定バスを運行開始。翌1980年5月11日からは横浜駅東口 - YCATの直行バスを運行開始した。この際にシャトルバス専用車両としてマイクロバスの日産・シビリアン(1980年式、K-GHYC341、H8020号車ほか1台)が2台用意された。シビリアンは導入当初は青色だったが、赤白で「K.H.K.」のロゴマークが入った貸切塗装(旧塗装)に塗り替えられ、車体側面後方には「YCAT」の文字も書かれた。1986年(昭和61年)11月12日には関東初の試作大型ノンステップバスを横浜駅 - YCAT間のバスに投入した。 1992年10月1日、横浜市営バス(滝頭営業所)と京浜急行電鉄(杉田営業所)が共同運行する141系統(ポートサイド線、パシフィコ横浜 - 横浜駅 - ポートサイド)がYCATへの乗り入れを開始し、横浜駅前を経由してYCATとみなとみらい地区を結んでいた。なお、141系統は2004年1月31日に横浜市営バスが撤退して京急の単独運行となった後、2020年8月31日に廃止されている。 「ポートサイド地区#横浜シティ・エア・ターミナル (YCAT) 跡地の開発」も参照
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