ホワイトワンダー2号【ホワイトワンダー2ゴウ】(草花類)
登録番号 | 第4066号 | |
登録年月日 | 1994年 8月 22日 | |
農林水産植物の種類 | ストック | |
登録品種の名称及びその読み | ホワイトワンダー2号 よみ:ホワイトワンダー2ゴウ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 8月 23日 | |
品種登録者の名称 | タキイ種苗株式会社 | |
品種登録者の住所 | 京都府京都市下京区梅小路通猪熊東入南夷町180番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 伊藤秋夫 飯牟礼俊郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「相模紫」にホワイトワンダー系の個体を交配し,育成されたものであり,花色は黄白に底部が淡黄で照葉,極早生の切花向きの中輪花である。 草型は立性,草丈は高である。胚軸及び子葉の色は緑,子葉の色による八重鑑別の難易は普通,子葉の大きさは中である。分枝の程度は1本立ち,わき芽の発生程度は少,節間長は中である。葉形は長葉,下葉の鋸歯の欠刻は極少,葉の凹凸は少,上部葉の長さは中,葉色は濃緑(JHS カラーチャート4006),葉の毛の有無は無毛,上部葉の着生角度は斜上である。花穂の形は円筒,花穂の上部の伸びは易,花穂部の長さ,花間長及び花の直径は中,一重株の花弁の長さは短,幅は狭である。花色は黄白(同3101),花弁底部の色は淡黄,八重と一重の花色の差は有,八重の着色花弁数は中,小花梗の長さは短,小花梗の着生角度は斜上,花首部の長さ,硬さ,太さ,一花穂の花数及び花とびは中,がくのアントシアンの有無は無,花の香りは中,開花期は極早生,八重率は中である。 「ホワイトワンダー」と比較して,わき芽の発生程度が多いこと,葉形が長葉であること,花穂の形が円筒であること,花の直径が小さいこと,八重の着色花弁数が少ないこと,小花梗の長さが短いこと等で,「スノーワンダー」と比較して,葉形が長葉であること,葉の毛がないこと,花穂上部の伸びが易であること,花の直径が小さいこと,花弁底部の色が淡黄であること,小花梗の長さが短いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和56年に,出願者の農場(滋賀県甲賀郡甲西町)において,相模紫にホワイトワンダー系の個体を交配し,以後,特性の調査を行いながら選抜,固定を図り,61年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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