ホログラムを登る男とは? わかりやすく解説

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ホログラムを登る男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/21 01:56 UTC 版)

『ホログラムを登る男』
平沢進スタジオ・アルバム
リリース
録音 Studio Wireself
ジャンル テクノポップ
プログレッシブ・ロック
レーベル ケイオスユニオン/TESLAKITE
プロデュース 平沢進
平沢進 アルバム 年表
導入のマジック
2014年
ホログラムを登る男
2015年
第6フォルマント
2017年
平沢進関連のアルバム 年表
гипноза
2013年
ホログラムを登る男
(2015年)
回=回
2018年
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ホログラムを登る男』(ホログラムをのぼるおとこ)は、平沢進の13枚目となるアルバムである。「平沢進」名義でのスタジオ・アルバムとしては『現象の花の秘密』より3年振りのアルバムで、「核P-MODEL」名義では『гипноза』より2年振りとなる[1]2015年11月18日に平沢進の自主レーベルである「ケイオスユニオン/TESLAKITE」より発売された[2]

解説

リスナー参加型企画「過去向く士 Ψヶ原の策謀」の一環で製作されたアルバム。

「ヒラサワ的基本に立ち返った」と銘打たれており[3]突弦変異以降の弦楽的手法を踏襲しつつも、前作『現象の花の秘密』では抑えられていた電子音やドラムを解禁している。またギター嫌いを公言する平沢の作品では珍しく、ソロパート以外でもギターを用いた作品が多い。

永続仕様でボーナストラック「クオリア塔(HG-G version)」が収録されている。また、公式ショップ「TESLAKITE ONLINE SHOP」での購入特典として特製カラオケCDが付属し、ファンクラブ会員向けには「クオリア塔」の別バージョンが配信された。

収録曲

  1. アディオス - Adios
    自ら打ち込んだドビュッシーの楽曲を切り刻み、反転、位置転換が施されたものをループして使用している。
  2. アヴァター・アローン - Avatar Alone
    2016年に、イタリアシンセポップバンド"VIDRA"によって、ケイオスユニオン並びにテスラカイトレーベルから許可を得てイタリア語でカバーされ、日本限定シングル『TRIBUTO A SUSUMU HIRASAWA』に収録された[4]。SHOP MECANO限定で発売された[5]
  3. 異種を誇る「時」 - The Time being Proud of its Heterogeneity
  4. MURAMASA
  5. Wi-SiWi
  6. 回路OFF回路ON - Circuit OFF Circuit ON
  7. クオリア塔(LG-G version) - Qualia Tower (LG-G version)
  8. 火事場のサリー - Sally at the Fire
    EVOの多重録音をフィーチャーし、他はシンセベースリズムボックスのみを用いた異色作。
  9. ホログラムを登る男 - The Man Climbing the Hologram
    無料配信曲。間奏に変拍子のオーケストレーションが入る。
  10. 鉄切り歌(鉄山を登る男) - The Iron Cutting Song (The Man Climbing an Iron Mountain)

ボーナストラック

  1. クオリア塔(HG-G version) - Qualia Tower (HG-G version)
    LG-G versionとはギターのフレーズが異なる。

TESLAKITE限定カラオケCD

  1. アヴァター・アローン - Avatar Alone
  2. ホログラムを登る男 - The Man Climbing the Hologram
  3. 鉄切り歌(鉄山を登る男) - The Iron Cutting Song (The Man Climbing an Iron Mountain)

GN会員限定ボーナスダウンロード

  1. クオリア塔(MG-G version) - Qualia Tower (MG-G version)

参加ミュージシャン

脚注

  1. ^ 核P-MODEL名義でのライブ・アルバムも含有すると『導入のマジック』より1年振りとなる。
  2. ^ 平沢進の新アルバム『ホログラムを登る男』が発売決定 - amass、2015年10月12日閲覧。
  3. ^ 平沢進 13thアルバム ホログラムを登る男 - NO ROOM、2015年10月12日閲覧。
  4. ^ 【特別編第4弾】 「TRIBUTO A SUSUMU HIRASAWA」VIDRA 2024年12月21日閲覧。
  5. ^ Vidra / tribute to Susumu Hirasawa 2024年12月21日閲覧。

外部リンク




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