現象の花の秘密とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 現象の花の秘密の意味・解説 

現象の花の秘密

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/30 05:09 UTC 版)

現象の花の秘密
平沢進スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル プログレッシブ・ロック
レーベル ケイオスユニオン/TESLAKITE
平沢進 アルバム 年表
HALDYN DOME
(2012年)
現象の花の秘密
2012年
導入のマジック
2014年
平沢進関連のアルバム 年表
点呼する惑星
2009年
現象の花の秘密
(2012年)
гипноза
2013年
テンプレートを表示

現象の花の秘密』(げんしょうのはなのひみつ)は、平沢進の12枚目となるアルバムである。平沢進のスタジオ・アルバムとしては『点呼する惑星』より3年振りのアルバムとなり、2012年11月23日に平沢進の自主レーベルであるテスラカイトより発売された[1][2]

解説

タイトルはカール・グスタフ・ユングの著書「黄金の華の秘密」のオマージュ。

平沢自身が「新機軸」「今までのヒラサワ作品に有りそうで無かったもの」と話した通り、これまで多用された電子音や無国籍風のアレンジは鳴りを潜め、「Aria」より導入されたストリングス音源「Hollywood Strings」を大々的にフィーチャーしている。

アルバム発売に先駆けて、華の影と脳動説、空転Gが2012年6月に行われたライブ「PHONON2555」で演奏された。

「現象の花の秘密」という語はP-MODELのアルバム『』に収録されている平沢が作詞・作曲した楽曲「Welcome」において使用されている。

収録曲

  1. 現象の花の秘密 - The Secret of The Flowers of Phenomenon
    • 1番とサビのみのショートバージョンとして先行無料配信された。発売後はフルバージョンに差し替えられている。
  2. 幽霊船 - Ghost Ship
    • ライブ「WORLD CELL 2015」ではドラムを加えたアレンジで演奏され、その後『WORLD CELL 2015 メモリアル・パッケージカード』にて「幽霊船 2015」として配信された。
  3. 華の影 - The Shadow of Bloom
  4. 脳動説 - Brain-Centric Theory
  5. 盗人ザリネロ - Zalinero The Thief
  6. 侵入者 - The Visitor
  7. Astro-Ho! Phase-7
    • 「Astro-Ho」、「Astro-Ho-06」、「Astro-Ho! 帰還」に続くAstro-Ho!シリーズの4作目。
    • イントロ、間奏のカラカラという音はギターによるもので、レコーディングにはTalbo Astro、ライブ「ノモノスとイミューム」ではEVOが使用された。
  8. Amputee ガーベラ - Amputee Gerbera
    • ガーベラ(HALDYN DOME収録)及び作者の折茂昌美とは無関係。ただしライブ「ノモノスとイミューム」では登場人物及び種族名として使用された他、折茂がサンミア役としてゲスト出演している。
  9. 冠毛種子の大群 - Horde of Thistledown
  10. 空転G - Circular G

ボーナストラック

どちらもテクノポップ風にアレンジされている。

  1. 現象の花の秘密-E - The Secret of The Flowers of Phenomenon-E
  2. Amputee ガーベラ-E - Amputee Gerbera-E

参加ミュージシャン

脚注

  1. ^ 平沢進が3年ぶりの新作『現象の花の秘密』を11月発売 - amass、2012年10月8日閲覧。
  2. ^ 平沢進 ニューアルバム発売決定! - NO ROOM、2012年10月8日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「現象の花の秘密」の関連用語

現象の花の秘密のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



現象の花の秘密のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの現象の花の秘密 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS