プロダクト‐キー【product key】
読み方:ぷろだくときー
⇒シリアルナンバー2
プロダクトキー
【英】product key, product code
プロダクトキーとは、ソフトウェアのライセンス認証や、個々の製品の識別などに用いられる番号や文字列のことである。「シリアルナンバー」と呼ばれる場合もある。
プロダクトキーは個々の製品またはライセンスに対して固有の番号として付与される。一般的には、パッケージソフトの場合は商品パッケージ内に記載されており、ダウンロード販売の場合は購入時に別途メールなどで通知されることが多い。
ソフトウェアをインストールする際、プロダクトキーを入力させて照合する(アクティベーションを行う)ことにより、正規の購入方法を経ていない不正利用を防ぐことができる。あるいは、サブスクリプションサービスにおいて、利用しない期間が発生するたびにプログラムをアンインストールして再インストールするといった手間を除き、利用の可否を容易に制御することも可能になる。
ライセンスキー
(プロダクト‐キー から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/30 01:54 UTC 版)
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ライセンスキー(License Key)とは、そのソフトウェアを利用する上で、正規に購入したものであるかどうかを判断するためのパスワードのようなもの。シリアルナンバーや登録コードともいう。日本法においてはライセンスという概念が無いが、著作者や販売元などが利用者との契約によってライセンスという概念を作っている。
概要
市販のソフトウェアや大半のシェアウェアなどは、ユーザ登録はがきなどに印刷されたものや、使用料の支払い後に作者から送られてくるライセンスキーをソフトウェアに入力することで正規ユーザとなり、すべての機能を使用できるようになる。ライセンスキーの入力は、大抵はインストール時か起動時に行うが、必ずしも使用料の支払いを求めないもの(ドネーションウェア/カンパウェア)はソフトウェアのどこかに入力欄が設けられており、そこに入力することになる。
注意点
通常、ライセンスキーを入力しなくても、全部あるいは一部の機能が使用できなかったり、一定の時間・回数しか起動できなかったり、広告が表示されたりする。料金を支払いたくないがためにインターネット上で漏洩(ろうえい)しているものを取得したり、他のユーザから聞き出したりして不正に使用し続けるという事件がよくある。ソフトウェア使用契約に同意しながら契約の内容を無視して不正なライセンスキーを使用した場合、債務不履行になり民法で訴えられることとなる。なお、日本では著作権法に使用権というものは無いため、パッケージを開封する(シュリンクラップ)時やインストール時など表示されるソフトウェア使用契約に同意しないまま何らかの方法でインストールしライセンスキーを迂回した場合に違法や不法とはならなく、この手法はセキュリティ解析や互換ソフトウェア開発などに使われている。転売の可否はソフトウェア使用契約によって異なる。
一部のシェアウェアには、不正なライセンスキーを使用するとシステムを破壊するものが存在する。かつてソフトウェアシンセサイザー『WinGroove』にそのようなシステム破壊ルーチンが埋め込まれVectorをも巻き込む大騒ぎになり、作者が急遽そのルーチンを除いたバージョンを出すという騒動が起きている。パソファミ、東西麻雀もシステム破壊ルーチンの存在が確認されている。このように、シェアウェアにおいて正規利用者では発動しないが不正利用者に対しては発動する攻撃的な対策をロジックボムと呼ぶ。
関連項目
「プロダクトキー」の例文・使い方・用例・文例
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