プロイツェンの野望
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 10:04 UTC 版)
「第二次大陸間戦争」の記事における「プロイツェンの野望」の解説
共和国どころか帝国すら敵に回す鉄竜騎兵団の存在により、この戦争にもうひとつの思惑を感じた共和国軍と、帝国軍内でプロイツェンに次ぐ影響力を持つカール・リヒテン・シュバルツ中佐はこの戦争が仕組まれたものであるという確信を持ち、共和国軍のトリム基地での会談を持ち掛ける。しかし、それはプロイツェンに察知され、会談の直前にヨハン・H・シュタウフィン軍曹のライガーゼロイクスが基地へと進入し、それをハーマンとシュバルツが迎え撃つ形になる。ライガーゼロイクスはハーマンのケーニッヒウルフによって撃破されたがシュバルツはこの戦いで負傷してしまう。プロイツェンは畳み掛けるようにOSでの再生に成功したデスザウラー50機を正規軍に配備。さらに首都防衛隊とPK師団以外の帝国軍全軍を共和国軍にぶつけるよう差し向け、共和国軍も暗黒大陸の厳しい冬が来る前に決着をつけんと帝国首都ヴァルハラへの進撃を開始する。暗黒大陸全域で共和国軍と帝国軍が激突し、両軍合わせてゾイド10万機、兵員200万人、戦線の長さは100kmに及ぶ大会戦がヴァーヌ平野からセスリムニルで巻き起こる。最も熾烈な戦場となったセスリムニル市街戦ではデスザウラー30機とマッドサンダー20機が宿命の対決を繰り広げ、3日後には全て中破、大破し、戦闘不能となるという壮絶な結末となった。戦闘から6日後、ハーマンとシュバルツが全軍に戦闘中止を呼びかけ、共和国軍と帝国軍の戦いは終わった。だが、すでにプロイツェンの計画は最終段階に移っていた。
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