プロおよびアマチュアの全国リーグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 14:27 UTC 版)
「サッカーの背番号」の記事における「プロおよびアマチュアの全国リーグ」の解説
1965年に初めての全国リーグである日本サッカーリーグが誕生した際には、「ファンに選手を覚えてもらおう」ということで、選手ごとに番号がつけられる固定背番号制が採用された。しかし、これには登録が随時のためにレギュラーであるはずの外国籍選手の番号が20番や30番といった大きな番号になってしまうという問題があった。 1993年に開幕した国内初のサッカーのプロリーグであるJリーグでは、初年度の1993年から1996年まではポジションごとの役割が理解しやすいようにと、試合ごとに先発選手がポジションに応じて1から11を、そして控え選手が12から16をつける変動背番号制が採用され、1997シーズンからは、選手の認知度を高めることを目的に、再び固定背番号制が採用された。一方、天皇杯全日本サッカー選手権大会では引き続き固定背番号制だったため、大会限定で背番号を登録していた。。 また、2004年には欠番の解禁など規約が一部改定されたことで特定の番号(12が多い)をクラブ公式にサポーターズナンバーとし欠番とするクラブが出てきた。2018年5月30日、Jリーグの理事会が開催され、シーズン途中の背番号変更が可能となり、同日から適用となった。初適用者は当時ヴィッセル神戸の三田啓貴で、8から7に変更となった。 2019年シーズン現在の主な規約内容は以下の通り。 背番号0は不可。 背番号1はゴールキーパー、背番号2から11まではフィールドプレーヤーが付けなければならない。 背番号12以降は、登録選手が50人以下であれば50まではポジションとは無関係に自由に付けることができる。ただし登録選手が51人を超えた場合は、51から連番で番号をつけなければならない。 なお、変動背番号制であった1996年にはG大阪の今藤幸治がGKの番号である1以外の2から11までの背番号を付けた事がある。
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