ブレンダン・ロジャース_(野球)とは？わかりやすく解説

ブレンダン・ロジャース
*Brendan Rodgers*
ヒューストン・アストロズ #1
	コロラド・ロッキーズ時代 ; (2022年9月2日)
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	フロリダ州セミノール郡レイクメアリー（英語版）
生年月日	1996年8月9日（28歳）
身長; 体重	6' 0" ＝約182.9 cm; 180 lb ＝約81.6 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	遊撃手、二塁手
プロ入り	2015年 MLBドラフト1巡目
初出場	2019年5月17日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	レイクメアリー高等学校（英語版）; コロラド・ロッキーズ (2019 - 2024); ヒューストン・アストロズ (2025 - );
	この表について

ブレンダン・オースティン・ロジャース（Brendan Austin Rodgers, 1996年 8月9日 - ）は、アメリカ合衆国フロリダ州セミノール郡レイクメアリー（英語版）出身のプロ野球選手（内野手）。右投右打。MLBのヒューストン・アストロズ所属。

経歴

プロ入りとロッキーズ時代

2015年のMLBドラフト1巡目（全体3位）でコロラド・ロッキーズから指名され^[1]、球団史上最高額の契約金550万ドルでプロ入り^[2]。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級グランドジャンクション・ロッキーズでプロデビュー。37試合に出場して打率.273、3本塁打、20打点、4盗塁を記録した。

2016年はA級アッシュビル・ツーリスツでプレーし、110試合に出場して打率.281、19本塁打、73打点、6盗塁を記録した。

2017年にMLB.comが発表したプロスペクトランキングでは15位（シーズン途中で9位に上昇）、ロッキーズの組織内では1位にランクインした^[3]^[4]。シーズンでは開幕からA+級ランカスター・ジェットホークスでプレーし、6月22日にAA級ハートフォード・ヤードゴーツへ昇格した^[5]。最終的に2球団合計で89試合に出場して打率.336、18本塁打、64打点、2盗塁を記録した。また、この年はオールスター・フューチャーズゲームのアメリカ合衆国選抜にも選出された^[6]。

2018年はAA級ハートフォードとAAA級アルバカーキ・アイソトープスでプレーし、2球団合計で114試合に出場して打率.268、17本塁打、67打点、12盗塁を記録した。また、この年もオールスター・フューチャーズゲームのアメリカ合衆国選抜に選出された^[7]。

2019年は開幕をAAA級アルバカーキで迎え、5月17日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした^[8]。同日のフィラデルフィア・フィリーズ戦にて「7番・二塁手」でメジャーデビューを果たし、第1打席で打点を記録した^[5]。

2022年はキャリアハイとなる137試合に出場し、二塁手としてフィールディング・バイブル・アワードとゴールドグラブ賞を初受賞した^[9]^[10]。

2023年は左肩の故障で開幕から4ヶ月以上離脱した^[11]。

2024年は135試合に出場して自身2度目の規定打席到達を果たし、打率.267、13本塁打、54打点、OPS.721を記録したが、ロッキーズから契約オファーがなく、11月22日にノンテンダーFAとなった^[11]^[12]。

アストロズ時代

2025年2月21日にヒューストン・アストロズとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングには招待選手として参加した^[13]。オープン戦では15試合の出場で本塁打こそ無かったものの、10安打、8打点と結果を残し、3月25日に開幕ロースター入りを果たした^[14]。年俸は1年総額200万ドル+出来高最大30万ドル^[14]。

選手としての特徴

走攻守のバランスの良さが売りで、長らくロッキーズの顔だったトロイ・トゥロウィツキーと比較される存在。プロ入り当時に課題とされたパワー面も成長中。スピードはないが、守備ではグラブ捌きと打球の反応が良い^[2]。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2019	COL	25	81	76	8	17	2	0	0	19	7	0	0	0	4	0	1	27	2	.224	.272	.250	.522
2020		7	21	21	1	2	1	0	0	3	2	0	0	0	0	0	0	6	0	.095	.095	.143	.238
2021		102	415	387	49	110	21	3	15	182	51	0	0	2	19	0	7	84	8	.284	.328	.470	.798
2022		137	581	527	72	140	30	3	13	215	63	0	0	5	46	0	3	101	25	.266	.325	.408	.733
2023		46	192	178	21	46	9	1	4	69	20	0	0	0	11	0	3	41	6	.258	.313	.388	.700
2024		135	539	501	67	134	29	1	13	204	54	1	1	2	31	1	4	132	12	.267	.314	.407	.721
MLB：6年		452	1829	1690	218	449	92	8	45	692	197	1	1	9	111	1	18	391	53	.266	.316	.409	.726

2024年度シーズン終了時
各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

年度	球団	二塁（2B）						遊撃（SS）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2019	COL	16	19	41	3	10	.952	9	10	14	2	3	.923
2020		5	8	5	0	2	1.000	1	1	0	0	0	1.000
2021		81	127	203	4	47	.988	26	16	46	1	10	.984
2022		134	218	411	10	99	.984	-
2023		43	71	103	0	28	1.000	-
2024		132	181	342	8	89	.985	-
MLB		411	624	1105	25	275	.986	36	27	60	3	13	.967

2024年度シーズン終了時
各年度の太字はリーグ最高
各年度の太字年はゴールドグラブ賞受賞

表彰

ゴールドグラブ賞（二塁手部門）：1回（2022年）

フィールディング・バイブル・アワード（二塁手部門）：1回（2022年）

記録

MiLB

オールスター・フューチャーズゲーム選出：2回（2017年、2018年）

背番号

7（2019年 - 2024年）
1（2025年 - ）

脚注

^ Nick Groke (2015年6月8日). “Rockies draft Brendan Rodgers, a high school shortstop, with No. 3 pick”. The Denver Post. 2017年7月31日閲覧。
^ ^a ^b 「2017プロスペクト・ランキングTOP100」『月刊スラッガー』2017年5月号日本スポーツ企画出版社 32頁
^ 2017 MLB Prospects Watch – 100 Prospects. MLB.com. Retrieved on July 31, 2017.
^ 2017 MLB Prospects Watch – Colorado Rockies Top 30 Prospects list. MLB.com. Retrieved on July 31, 2017.
^ ^a ^b MLB公式プロフィール参照。
^ Moncada, Rosario highlight loaded Futures Game rosters MLB.com （英語） (2017年6月29日) 2017年8月3日閲覧
^ Jim Callis (2018年7月6日). “Futures Game rosters packed with prospects” (英語). MLB.com. 2019年5月18日閲覧。
^ Thomas Harding (2019年5月17日). “Rox callup Rodgers nets RBI in 1st MLB at-bat” (英語). MLB.com. 2019年5月18日閲覧。
^ Harding, Thomas (2022年10月28日). “Rodgers wins '22 Fielding Bible Award at 2B” (英語). MLB.com. 2025年2月16日閲覧。
^ Harding, Thomas (2022年11月2日). “Rodgers claims first career Gold Glove Award” (英語). MLB.com. 2025年2月16日閲覧。
^ ^a ^b “アストロズが元有望株ブレンダン・ロジャースとマイナー契約”. MLB.JP | MLB日本語公式サイト (2025年2月20日). 2025年5月1日閲覧。
^ Randhawa, Manny (2024年11月24日). “Rodgers, Quantrill non-tendered by Rockies” (英語). MLB.com. 2025年2月16日閲覧。
^ Anthony Franco (2025年2月21日). “Astros, Brendan Rodgers Agree To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2025年3月27日閲覧。
^ ^a ^b Anthony Franco (2025年3月26日). “Astros To Select Brendan Rodgers” (英語). MLB Trade Rumors. 2025年3月27日閲覧。

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Brendan Rodgers stats MiLB.com （英語）
Brendan Rodgers (@Broddddd3) - X（旧Twitter）
Brendan Rodgers (@brendanrod_3) - Instagram

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[1] Nick Groke (2015年6月8日). “Rockies draft Brendan Rodgers, a high school shortstop, with No. 3 pick”. The Denver Post. 2017年7月31日閲覧。

[slugger2017may-2] 「2017プロスペクト・ランキングTOP100」『月刊スラッガー』2017年5月号日本スポーツ企画出版社 32頁

[3] 2017 MLB Prospects Watch – 100 Prospects. MLB.com. Retrieved on July 31, 2017.

[4] 2017 MLB Prospects Watch – Colorado Rockies Top 30 Prospects list. MLB.com. Retrieved on July 31, 2017.

[MLBstats-5] MLB公式プロフィール参照。

[6] Moncada, Rosario highlight loaded Futures Game rosters MLB.com （英語） (2017年6月29日) 2017年8月3日閲覧

[7] Jim Callis (2018年7月6日). “Futures Game rosters packed with prospects” (英語). MLB.com. 2019年5月18日閲覧。

[8] Thomas Harding (2019年5月17日). “Rox callup Rodgers nets RBI in 1st MLB at-bat” (英語). MLB.com. 2019年5月18日閲覧。

[9] Harding, Thomas (2022年10月28日). “Rodgers wins '22 Fielding Bible Award at 2B” (英語). MLB.com. 2025年2月16日閲覧。

[10] Harding, Thomas (2022年11月2日). “Rodgers claims first career Gold Glove Award” (英語). MLB.com. 2025年2月16日閲覧。

[:1-11] “アストロズが元有望株ブレンダン・ロジャースとマイナー契約”. MLB.JP | MLB日本語公式サイト (2025年2月20日). 2025年5月1日閲覧。

[12] Randhawa, Manny (2024年11月24日). “Rodgers, Quantrill non-tendered by Rockies” (英語). MLB.com. 2025年2月16日閲覧。

[13] Anthony Franco (2025年2月21日). “Astros, Brendan Rodgers Agree To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2025年3月27日閲覧。

[:0-14] Anthony Franco (2025年3月26日). “Astros To Select Brendan Rodgers” (英語). MLB Trade Rumors. 2025年3月27日閲覧。

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表話編歴ヒューストン・アストロズロースター
投手	52 ブライアン・アブレイユ（育休リスト） 41 スペンサー・アリゲッティ（故障者リスト） 56 ロネル・ブランコ 69 AJ・ブルボー（英語版） 58 ハンター・ブラウン 73 ルイス・コントレラス（英語版） 66 ショーン・デュービン（英語版） 68 J.P.フランス（故障者リスト） 77 ルイス・ガルシア（故障者リスト） 61 コルトン・ゴードン（英語版） 67 ライアン・ガスト（英語版） 71 ジョシュ・ヘイダー 72 ニック・ヘルナンデス（英語版） 53 クリスチャン・ハビエル（故障者リスト） 74 ブライアン・キング（英語版） 43 ランス・マッカラーズ・ジュニア（故障者リスト） 63 ケイレブ・オルト（英語版） 48 スティーブン・オカート -- ニック・ロバートソン（英語版） 50 テイラー・スコット 62 ベネット・スーザ（英語版） 59 フランバー・バルデス 64 ローガン・バンウェイ（英語版） 39 ヘイデン・ウェズネスキー 60 フォレスト・ウィットリー（故障者リスト）
捕手	17 ビクター・カラティーニ 21 ジャイネル・ディアス 18 シーザー・サラザー（英語版）
内野手	27 ホセ・アルトゥーベ 9 ザック・デゼンゾ 15 アイザック・パレデス 3 ジェレミー・ペーニャ 1 ブレンダン・ロジャース 8 クリスチャン・ウォーカー 10 シェイ・ウィットコム（英語版）
外野手	44 ヨルダン・アルバレス 89 ケネディ・コロナ（英語版） 14 マウリシオ・デュボーン 4 ペドロ・レオン（故障者リスト） 20 チャズ・マコーミック 6 ジェイク・マイヤーズ 11 キャム・スミス 26 テイラー・トランメル（故障者リスト）
監督・コーチ	19 ジョー・エスパーダ（監督） 22 オマー・ロペス（英語版）（ベンチコーチ） 37 アレックス・シントロン（打撃コーチ） 46 トロイ・スニッカー（打撃コーチ） 36 ジョシュ・ミラー（英語版）（投手コーチ） 23 デーブ・クラーク（英語版）（一塁コーチ） 12 トニー・ペレジカ（英語版）（三塁コーチ） 95 ビル・マーフィー（英語版）（投手コーチ） 29 マイケル・コリンズ（捕手コーチ） 97 ジェイソン・ベル（クオリティ・コントロールコーチ） 99 トミー・カワムラ（ゲームプランニングコーチ） 85 ハビアー・ブラカモンテ（ブルペン捕手）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2025年4月30日更新

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