フォレスト・ウィットリーとは? わかりやすく解説

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フォレスト・ウィットリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/28 21:47 UTC 版)

フォレスト・ウィットリー
Forrest Whitley
タンパベイ・レイズ(DFA)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州サンアントニオ
生年月日 (1997-09-15) 1997年9月15日(27歳)
身長
体重
6' 7" =約200.7 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2016年 MLBドラフト1巡目
初出場 2024年4月16日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

チャールズ・フォレスト・ウィットリーCharles Forrest Whitley, 英語発音: [ˈfɔrəst ˈwɪtli][1]; 1997年9月15日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州サンアントニオ出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBタンパベイ・レイズ所属。

経歴

プロ入りとアストロズ時代

2016年MLBドラフト1巡目(全体17位)でヒューストン・アストロズから指名された[2]。当初フロリダ州立大学に進学予定であったが指名を受け、プロ入り[3]。契約後の7月13日、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・アストロズ英語版でプロデビュー[4]。その後、アパラチアンリーグのルーキー級グリーンビル・アストロズ英語版に昇格した。この年は2チーム合計で8試合(先発6試合)に登板して1勝2敗、防御率4.82、26奪三振を記録した。

2017年はA級クアッドシティーズ・リバーバンディッツ英語版、A+級ビューズクリーク・アストロズ、AA級コーパスクリスティ・フックスでプレーし、3チーム合計で23試合(先発18試合)に登板して5勝4敗、防御率2.83、143奪三振を記録した。

2018年2月21日、薬物規約に違反したとして50試合の出場停止処分を受けた[5]。シーズンではAA級コーパスクリスティでプレーし、8試合に先発登板して0勝2敗、防御率3.76、34奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、スコッツデール・スコーピオンズに所属した。

2019年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・アストロズ、A+級ファイエットビル・ウッドペッカーズ[6]、AA級コーパスクリスティ、AAA級ラウンドロック・エクスプレスでプレーし、4チーム合計で23試合(先発20試合)に登板して11勝4敗、防御率4.22、119奪三振を記録した。オフには2年連続でアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズ英語版に所属した。

2020年新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の登板は無かった。オフの11月20日にルール5ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[7]

2021年3月にトミー・ジョン手術を受け、シーズン全休及び復帰は2022年になる見込みであると報じられた[8]

2022年は開幕からマイナー・オプションでAAA級シュガーランド・スペースカウボーイズ[9]に配属され、そのままシーズンは終了した。

2023年も開幕からマイナー・オプションでAAA級シュガーランドに配属され、マイナーの負傷者リストに登録され、7月18日には40人枠から外れる60日間の故障者リストに登録された。

2024年も開幕からマイナー・オプションでAAA級シュガーランドに配属された。4月16日にアクティブ・ロースター入りし、同日のアトランタ・ブレーブス戦でメジャーデビュー[10]。4月18日にAAA級シュガーランドに降格したが、9月1日に再びアクティブ・ロースター入りした。この年はメジャーで3試合に登板した[11]

2025年は、開幕から15日間の故障者リスト入りし、4月19日に復帰したが左膝を捻挫し、4月27日に4月24日に遡って15日間の故障者リスト入りした。5月21日に復帰したが、5試合の登板で7.1イニングを投げ失点・自責点10、防御率12.27と振るわず、6月8日にブランドン・ウォルター英語版のメジャー昇格に伴ってDFAとなった[12]

レイズ時代

2025年6月13日に金銭トレードで、タンパベイ・レイズへ移籍した[13]。移籍後は5試合に登板するも、防御率15.43と散々な成績で6月28日にジョー・ロック英語版の昇格に伴って、DFAとなった[14]

選手としての特徴

長身から投げ込む速球は100mph(約160.9km/h)に達し、チェンジアップスライダーカーブはいずれも質が高い[15]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2024 HOU 3 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 20 3.1 5 0 3 0 1 5 0 0 2 0 0.00 2.40
2025 5 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 39 7.1 9 2 6 0 1 8 1 0 10 10 12.27 2.05
TB 5 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 27 4.2 10 1 2 0 0 4 0 0 10 8 15.43 2.57
MLB:1年 3 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 20 3.1 5 0 3 0 1 5 0 0 2 0 0.00 2.40
  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績



投手(P)












2024 HOU 3 0 0 1 0 .000
MLB 3 0 0 1 0 .000
  • 2024年度シーズン終了時

背番号

  • 60(2024年)
  • 55(2025年 - 同年5月31日)
  • 38(2025年6月16日 - 同月27日)

脚注

  1. ^ 英語のIPA発音記号変換(アメリカ英語)”. Tophonetics.com. 2019年3月19日閲覧。
  2. ^ Kevin Lyttle. “Forrest Whitley, pitching in Class 5A semis, could be Astros’...”. American-Statesman.com. 2018年3月6日閲覧。
  3. ^ Alamo Heights’ Whitley remains calm in busy time”. 2018年3月6日閲覧。
  4. ^ Gulf Coast League Transactions”. MiLB.com. 2018年3月6日閲覧。
  5. ^ Brian McTaggart (2018年2月21日). “Astros top prospect Whitley suspended 50 games” (英語). MLB.com. 2021年1月3日閲覧。
  6. ^ 2019年より球団名変更
  7. ^ Brian McTaggart (2020年11月20日). “Astros protect 5, complete 2 Reds trades” (英語). MLB.com. 2021年1月3日閲覧。
  8. ^ Mark Polishuk (2021年3月10日). “Astros’ Forrest Whitley To Undergo Tommy John Surgery” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年3月19日閲覧。
  9. ^ 2021年よりアストロズ傘下。2021年のみシュガーランド・スキーターズ
  10. ^ Atlanta Braves vs Houston Astros Box Score: April 16, 2024” (英語). Baseball-Reference.com. 2025年6月28日閲覧。
  11. ^ MLB公式プロフィール参照。
  12. ^ Mark Polishuk (2025年6月8日). “Astros Designate Forrest Whitley For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2025年6月9日閲覧。
  13. ^ Darragh McDonald (2025年6月13日). “Rays To Acquire Forrest Whitley” (英語). MLB Trade Rumors. 2025年6月14日閲覧。
  14. ^ Mark Polishuk (2025年6月28日). “Rays Designate Forrest Whitley, Promote Joe Rock” (英語). MLB Trade Rumors. 2025年6月29日閲覧。
  15. ^ 「2020 プロスペクト・ランキングTOP100」『隔月刊スラッガー』2020年5月号 日本スポーツ企画出版社 29頁

関連項目

外部リンク




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