ウィル・クレイグとは? わかりやすく解説

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ウィル・クレイグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/17 07:14 UTC 版)

ウィル・クレイグ
Will Craig
ピッツバーグ・パイレーツ時代
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 テネシー州ジョンソンシティ
生年月日 (1994-11-16) 1994年11月16日(29歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
235 lb =約106.6 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 一塁手
プロ入り 2016年 MLBドラフト1巡目でピッツバーグ・パイレーツから指名
初出場 MLB/ 2020年8月27日
KBO/ 2021年8月13日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ウィリアム・アイザック・クレイグ(William Isaac Craig、1994年11月16日 - )は、アメリカ合衆国テネシー州ジョンソンシティ出身のプロ野球選手一塁手)。右投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。

経歴

プロ入り前

2013年MLBドラフト37巡目(全体1104位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名されたが、これを拒否してウェイクフォレスト大学に進学。

大学では当初三塁手投手としてプレーしていたが、後に一塁手にコンバートされた。在学中の2015年にはアトランティック・コースト・カンファレンスのリーグ戦で打率.382の好成績を残し、同年のカンファレンス最優秀選手に選ばれた。

プロ入りとパイレーツ時代

2016年MLBドラフト1巡目(全体22位)でピッツバーグ・パイレーツから指名を受け、入団。契約後に傘下ショートシーズンA級のウェストバージニア・ブラックベアーズ英語版でプロデビュー。

2017年は傘下A+級ブレイデントン・マローダーズで123試合に出場し、打率.271、6本塁打、61打点の成績を残した[1]

2018年は傘下AA級アルトゥーナ・カーブで132試合に出場し、打率.248、20本塁打、102打点の成績を残した[1]

2019年には傘下AAA級インディアナポリス・インディアンズに昇格。最終的に打率.249、23本塁打、78打点の成績を残し、同年のオールスター・フューチャーズゲームにも選出された[1]。オフにルール・ファイブ・ドラフトからの保護を目的にメジャー契約を結び40人枠入りした。

2020年8月27日にメジャー初昇格を果たし、同日の対セントルイス・カージナルス戦(ブッシュ・スタジアム)のダブルヘッダー第1試合において「9番・一塁手」でメジャー初出場。同年は2試合に出場した。

2021年はAAA級インディアナポリスで開幕を迎え、5月13日にメジャー昇格[1]。同日の対サンフランシスコ・ジャイアンツ戦(PNCパーク)でカミロ・ドバルからMLB初本塁打を記録した。5月27日の対シカゴ・カブス戦(PNCパーク)にて、3回表二死二塁の場面でハビアー・バエズが三塁ゴロを放った際、一塁手として守備に就いていたクレイグが一塁ベース前で走路を逆走し始めたバエズに釣られ[2]、捕球後に一塁ベースを踏まず打者走者のバエズを直接タッチアウトにしようと試みた結果、打者走者のバエズをアウトにできなかったばかりか挟殺プレーの隙を突いて本塁に突入してきた二塁走者のウィルソン・コントレラスの生還を許した[3][4]。6月4日に新型コロナウイルス感染に伴い故障者リスト入りしていたJT・ブルベイカーと入れ替えでマイナー降格となった。

キウム時代

2021年7月13日に退団したデビッド・フレイタスの代替選手としてキウム・ヒーローズと契約した[5]。8月13日にKBO初出場を果たし、シーズン終了まで61試合に出場したが、打率.248、6本塁打、30打点という成績に終わり、翌年の再契約は見送られ退団した[6]

2022年はいずれの球団にも所属しなかった。

詳細情報

年度別野手成績

















































O
P
S
2020 PIT 2 4 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000 .000 .000
2021 18 65 60 5 13 2 0 1 18 3 0 0 0 0 5 1 0 22 1 .217 .277 .300 .577
キウム 61 247 222 25 55 12 0 6 85 30 0 1 0 1 20 1 4 43 4 .248 .320 .383 .703
MLB:2年 20 69 64 5 13 2 0 1 18 3 0 0 0 0 5 1 0 23 1 .203 .261 .281 .542
KBO:1年 61 247 222 25 55 12 0 6 85 30 0 1 0 1 20 1 4 43 4 .248 .320 .383 .703
  • 2022年度シーズン終了時

記録

背番号

  • 31 (2020年)
  • 38 (2021年 - 同年途中)
  • 24 (2021年途中 - 終了)

脚注

  1. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2023年1月1日閲覧。
  2. ^ 【MLB】パイレーツ一塁手 前日の不可解な守備は「混乱してしまった」”. MLB.jp (2021年5月29日). 2021年7月14日閲覧。
  3. ^ 本来捕球後に一塁ベースを踏んでいればその時点でバエズはアウトとなり、イニングが終了していた。なお、二塁走者が生還した直後にクレイグからの送球を受けた捕手のマイケル・ペレスも一塁へ悪送球を犯し、最終的にバエズは二塁まで進塁するといったプレーを犯した(記録はクレイグとペレスの失策)
  4. ^ Matt Maldre (2021年5月27日). “The best comments on the Javier Báez rundown at first base”. 57hits.com. 2021年6月16日閲覧。
  5. ^ 새 외국인 타자 윌 크레익 영입”. 키움히어로즈 (2021年7月13日). 2023年1月1日閲覧。(朝鮮語)
  6. ^ '前 키움 선수가 왜 여기서 나와?'…올해 ML 최고의 순간 2위 선정”. SPOTV NEWS (2021年12月29日). 2023年1月1日閲覧。(朝鮮語)

関連項目

外部リンク


ウィル・クレイグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/20 06:38 UTC 版)

ゾイドリバースセンチュリー」の記事における「ウィル・クレイグ」の解説

ヘリック共和国大尉。まだ若年ながらも、共和国軍暗黒大陸上陸作戦「リベンジ・オブ・リバー」に従軍し最後まで戦い抜いたエースパイロット一人その後ゴドス改良新型機であるドスゴドステストパイロットとして活動していたが、西方大陸カシル行われたヘリック共和国ガイロス帝国和平交渉会談の際には護衛兵として参加し、そこでエレナヘリック抹殺目論む帝国軍と再び相見えることになる。本格的な戦争始まったリーバンテ島での戦いでは、ログ大佐バリゲーターTS連携して進軍途中でフォストのヴァルガローアンクリムゾンホーン妨害遭いつつも、島の中枢への侵入成功し、そこでオルドヴァインとメリルの関係を知らされるが、最終的には彼女を受け入れ崩壊する島から共に脱出した。後にドスゴドスさらなる改良機であるティガゴドスに乗り換え基地内で暴れまわる鹵獲ヴァルガ撃破する活躍見せた

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