フロニッキィ【フロニッキィ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10997号 |
登録年月日 | 2003年 2月 20日 | |
農林水産植物の種類 | ガーベラ | |
登録品種の名称及びその読み | フロニッキィ よみ:フロニッキィ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 2月 21日 | |
品種登録者の名称 | フローリスト デ クワケル社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1433JW クーデルスタート ホーフウェッヒ 42 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ヤン リーンダート エベリーンズ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮赤橙色で花盤は黄色、花形が二~三重のやや小輪で切花向きの品種である。葉長はやや長、葉幅はやや狭、葉の切れ込みの程度は深、葉先の角度は鋭角、葉縁の形は鈍鋸歯、鋸歯の先端の伸展の程度は中、葉色は淡緑、葉面の毛じの密度及び葉柄長は中、アントシアニンの着色の有無及び程度は弱である。花形は二~三重、花容はⅤ型、花径は70~89㎜、舌状花弁の表面の色は鮮赤橙(JHS カラーチャート1006)、色の分布は均一、覆輪及び縞の有無は無、裏面の色は明黄(同2505)、花盤の色は黄、舌状花弁の形はⅡ型、断面の形は平、先端の角度は鈍、弁先の形は丸、切れ込み数は2、切れ込みの深さは無又は微、舌状花弁の長さは30~39㎜、幅は5~9㎜、舌状花数は40~69、総苞の高さはかなり低、直径はやや小、内部総苞葉の形は垂直、アントシアニンの着色の有無は無、花柱上部、柱頭及び冠毛の色は黄である。花柄の長さはやや長、断面の形は円、帯化の傾向は有、太さは中、強さは強、毛じの密度は中、色は緑、基部のアントシアニンの着色の有無と程度は中、頂部のアントシアニンの着色及び頂部の総苞片の有無は無である。「オレンジリンド」と比較して、花形が二~三重であること、舌状花弁の形がⅡ型であること等で、「カリブ」と比較して、花容がⅤ型であること、舌状花弁の表面の色が鮮赤橙であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1995年に出願者の温室(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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