フロボン【フロボン】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9562号 |
登録年月日 | 2001年 11月 22日 | |
農林水産植物の種類 | ガーベラ | |
登録品種の名称及びその読み | フロボン よみ:フロボン |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 11月 23日 | |
品種登録者の名称 | フローリスト デ クワケル社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1433JW クーデルスタート ホーフウェッヒ 42 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ヤン リーンダート エベリーンズ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は明紅色で花盤は黄色、花形が二~三重の小輪で切花向きの品種である。葉長はやや長、葉幅は広、葉の切れ込みの程度は深、葉先の角度は鋭角、葉縁の形は鋭鋸歯、鋸歯の先端の伸展の程度は小、葉色は濃緑、葉面の毛じの密度はやや粗、葉柄長及びアントシアニンの着色の有無及び程度は中である。花形は二~三重、花容はⅤ型、花径は50~69㎜、舌状花弁の表面の色は明紅(JHS カラーチャート0106)、色の分布は外側に向けうすくなる、覆輪及び縞の有無は無、裏面の色は鮮ピンク(同0404)、花盤の色は黄、舌状花弁の形はⅡ型、断面の形は平、先端の角度は鋭、弁先の形は丸、切れ込み数は1、切れ込みの深さは無又は微、舌状花弁の長さは30㎜未満、幅は5~9㎜、舌状花数は40~69、総苞の高さは低、直径はかなり小、内部総苞葉の形は垂直、アントシアニンの着色の有無は無、花柱上部及び柱頭の色は白、冠毛の色は黄である。花柄の長さはやや短、断面の形は円、帯化の傾向は無、太さはやや細、強さは強、毛じの密度は中、色は淡緑、基部のアントシアニンの着色の有無と程度は弱、頂部のアントシアニンの着色の有無は有、頂部の総苞片の有無は無である。「コンボ ローズウィズブロッチ」と比較して、舌状花弁の表面の色が明紅であること、花盤の色が黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1994年に出願者の温室(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ボニィ」であった。 |
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