フィールドの設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 15:42 UTC 版)
第65回(2010年)以降の試合は、ホームベースからバックスクリーンにかけて縦方向にフィールドを設置し、普段は土である内野にも芝生を敷設して行っている。2010年・2011年は完全な縦方向(センターラインに並行)であったが、第67回(2012年)からは完全な縦方向ではなく、3塁ベンチ前からライトスタンドに向かってやや傾けた方向にフィールドが設定される。 これ以前にフィールドの設置をこの方向にしたのは過去に第44回(1989年)の一度きりで、その時以外はすべて外野のライト-レフト間を横方向に使ってフィールドを設けていた。その際には土となっているレフト線・ライト線・2塁ベース後方に仮設の天然芝を敷設していた(2009年よりレフト線・ライト線の土部分はなくなった)。ラッキーゾーンがあった時代は、ラッキーゾーンを囲う網フェンスを撤去した上でフィールドを設置していた。また、マウンド付近には、関東代表チーム用応援席とテレビ実況ブース(毎日放送・NHK)や関東代表チームのスポッター席用のプレハブの仮設スタンドが、バックスクリーンには関西代表チームのスポッター席と中継用カメラが設置されていた。第60回大会(2005年)(平成17年)の中継では、関学大OBの濱田篤則がバックスクリーン側スポッター席からの視点で解説を行った。 2007年(平成19年)10月から2009年(平成21年)3月までのプロ野球のシーズンオフ期間中に阪神甲子園球場の改修工事が行われたため、2007年の第62回大会、および翌2008年の第63回大会は、代替の長居陸上競技場に会場を移して開催された。大会名称については「毎日甲子園ボウル in NAGAI」とされた。
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