フィル・ラッドの復帰(1994年 - 2013年)
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1994年、フィル・ラッドが復帰。ヤング兄弟は彼とジャムセッションし、彼の復帰を決定した。アンガス・ヤングは「クリスはこのバンドで最も優れたミュージシャンだった。彼を失うのは辛いが、フィルを復帰させる事はそれだけ価値があることだ」とコメントを残している。 1995年、ブラック・クロウズやスレイヤーとの仕事で知られるリック・ルービンをプロデューサーに迎えたアルバム『ボールブレイカー(Ballbreaker)』をリリース。このアルバムもアメリカでは最高4位を記録するヒット・アルバムとなる。 1997年、ボン・スコットへのトリビュートで制作されたCD5枚組ボックス・セット『ボン・ファイアー 〜ボン・スコットに捧ぐ〜(Bonfire)』をリリース。 2000年、ジョージ・ヤングをプロデューサーに迎えたアルバム『スティッフ・アッパー・リップ(Stiff Upper Lip)』をリリース(こちらはアメリカで最高7位を記録している)。 2003年、過去に発売されたアルバムのデジタルリマスターバージョンがリリースされた。 2008年10月、約8年ぶりのスタジオ・アルバム『悪魔の氷 (Black Ice)』をリリースした。同時に先行シングルとして"Rock'n Roll Train"がリリースされている。アルバムは本国オーストラリアを始め米英日本(洋楽チャート)などの29ヶ国で1位を獲得。全世界での初動出荷は約500万枚を記録し、IFPIの全世界における2008年度年間アルバム売り上げランキングでは第2位となった。
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