フィッシャーの交換方程式とは? わかりやすく解説

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フィッシャーの交換方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 04:14 UTC 版)

貨幣数量説」の記事における「フィッシャーの交換方程式」の解説

詳細は「フィッシャーの交換方程式」を参照 現実統計値から貨幣量と物価相関関係分析するためのツールとして、アーヴィング・フィッシャー交換方程式がある。これは貨幣量と物価の関係を、貨幣の流通速度あるいは取引水準といった概念導入することで記述するもので、貨幣数量説代表的なアイデアである。 M ⋅ V = P ⋅ Q {\displaystyle M\cdot V=P\cdot Q} ここで M はある期間中任意の時点tにおける流通貨幣通貨)の総量 V は貨幣の"流通速度"(特定間内人々のあいだで受け渡しされる回数貨幣回転率のようなもの)売買契約約定回数 P はある期間中任意の時点tにおける物価水準通常基準年度を1としたデフレータ) Q は"取引量" (特定間内人々のあいだで行われる取引量(quantity)の合計) である。 交換方程式逐一個別取引単価p の商品をq 個だけ取引するため、貨幣m を1回支払う)をマクロ経済全体合計(∑v = 1 → V )したものとされる。これは数学上非常に明晰な記述であるが、現実にはマクロ経済全体における流通速度V (= P Q /M )や取引量Q といった経済統計としては非常に観測推計しにくい概念導入しなければならない難がある

※この「フィッシャーの交換方程式」の解説は、「貨幣数量説」の解説の一部です。
「フィッシャーの交換方程式」を含む「貨幣数量説」の記事については、「貨幣数量説」の概要を参照ください。

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