フィクション作品中に見る超兵器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/22 03:42 UTC 版)
「超兵器」の記事における「フィクション作品中に見る超兵器」の解説
超兵器は現実的観点からするとあまり実際的なプランではないが、架空の物語としては、そういった「単独のヒロイズム」ないし「強大にして唯一の敵」はドラマを構築させ易く、勧善懲悪のような形とも関連して好まれる題材となっている。コンピュータゲームのシューティングゲームではしばしば見られる様式ではあるが、RPGで喩えるなら「最初から最強・フル装備の勇者」となってしまいゲームが成立しないので、超兵器RPGというのはほぼ見られない。 中には、現実世界の戦車(後述)がそうであったように、超兵器が超兵器でなくなってゆく様を描いた作品も存在する。「機動戦士ガンダム」では、敵方が大量生産した超兵器に対抗すべく主人公の超兵器が造られ、更にそれを元に再設計した機体が大量生産され戦線に投入され、また敵がさらに強大な超兵器を投入することで、超兵器だったものが普通の兵器に変わってゆく様が描かれた。 なお、フィクション作品では、突出した兵器体系が存在する理由付けとして、オーバーテクノロジーのような「はるかに進んだ技術体系」の存在を出すこともあれば「過去に失われた超技術」の応用としている場合もあり、その出所を超古代文明のような概念に求めることも少なくない。また、それら「現用技術の埒外な技術体系」の産物をブラックボックスとして、動作原理もわからず利用しているとする作品も見られる。
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