フィギュア磁器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/10 05:43 UTC 版)
「ベルリン王立磁器製陶所」の記事における「フィギュア磁器」の解説
過去250年のKPMのマイスターの作品の中で、様々の様式のフィギュアが生まれた。新古典主義の中のベルリン磁器芸術の至高は、1796年のヨハン・ゴットフリード・シャドウのデザインによるお姫様の行列である。1795年に王家の二重の結婚式を契機に作られた立像が、様式的に見て新時代の始まりの作品としてみなされている。動物の像はKPMの歴史において初期から重要であった。ロココでは、光と影で演出された工夫や技やまた写実的な点景により動物のフィギュアが自然の芸術的な模写に見える。数多くの動物のフィギュアのデザインが製作所の初期の時代から今日まである。例えば1765年のジョヴァンニ・バッティスタ・ペドロッツィ作の明るい青と青緑色のカワセミなどがある。1920年代には、トミー・パルツィンガーがKPMのためにアート・デコの様式でユーモア強調した犬とウサギのフィギュアを生み出した。最近の動物のフィギュアのデザインには、白熊クヌート、ユナイテッドバディーベア、カバ(クナウチェケ Knautschke)などがある。
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