フィギュアスケーター時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 00:52 UTC 版)
「平川香織」の記事における「フィギュアスケーター時代」の解説
6歳より高校休学までの約10年の短い期間の活動ではあったが、平川はもともとはシングルスケーティングでのフィギュアスケート選手であった。小学生時代には後に男子フィギュア界で世界的活躍をすることとなる羽生結弦と同じコーチが指導していたことから、羽生と同じ場所で練習していたこともあった。 中学校はフィギュアスケートの名門選手が進学することの多い日本橋女学館中学校(現・開智日本橋学園中学校)に入学。同中学校では中高一貫校のため、中学校卒業後は日本橋女学館高等学校に進学した。中学校・高校での同学年には後に世界各国でのフィギュアスケートの大会で大いに活躍することとなる樋口新葉がいる。また、時期までは不明であるものの、樋口と同じクラス=学級になったこともあった。小学校から中学校時代には下記の通り大会にも数多く出場していた。 平川は父親がボートレースファンだったことから、その影響でフィギュアスケート選手時代よりボートレースにも造詣があった。幼少期よりボートレース戸田などのレース場へ父親によく連れて行ってもらっており、レース場のゲームコーナーで遊んでいたり、時にはレースの戦もしていた。 フィギュアスケート選手としての成績が伸び悩んでいた2015年に、当時現役最年長ボートレーサーであった加藤峻二のレースを父親と一緒に観戦し、それを契機にボートレーサーへの転向を決意した。(なお、加藤はこのレースが引退レースとなった。) その後ボートレーサーに転向する準備のため、平川は高校1年生でフィギュアスケート選手を引退した。また日本橋女学館高等学校に休学届を出して受理され、ボートレーサー募集試験に挑むこととなった。
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