ファンのお約束
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 03:03 UTC 版)
「ナッシュビル・プレデターズ」の記事における「ファンのお約束」の解説
デトロイト・レッドウィングスのタコ投げの伝統にならい、プレデターズのファンはチーム愛を表明するためアメリカ南部の名物ナマズをアイスリンクに投げ入れる。2003年10月30日に『テネシアン』紙で初めて報じられた。2003年11月13日の初ゴールの際は少なくとも4匹のナマズがリンクに投げ込まれた。 ブリヂストン・アリーナのセクション303は「セルブロック」と呼ばれ、「NHLで最もうるさいアリーナで、最もうるさいセクション」とされている。ファンが独自に組織したグループであるが、プレデターズ事務局にも認識されており、セクション後ろの壁に事務局作成の大きなバナーが貼られていた。 2008年4月3日、セントルイス・ブルースと対戦したレギュラー・シーズン最終ホーム・ゲームで、満席のソメイ・センター(現ブリヂストン・アリーナ)で4:30に3対2でリードしており、テレビ中継でファンはずっとスタンディングオベーションを続けた。プレデターズはそのまま勝ち抜けてプレイオフに進出し、以降最後のテレビ中継にはスタンディングオベーションすることが伝統となった。 プレデターズのマスコットはナッシュ(Gnash)という青いサーベルタイガーである。1998年に初登場し、高速の懸垂下降、ジップ ・ライン、振り子などのスタントを特徴としており、スコアボードの下やリンクのすぐそばに登場する。 マスコット以外に、プレデターズのファンはパワー・プレイの際に「ファン・フィンガー」(この場合のファン(fang)は牙の意)で応援する。売店で手袋型のものを購入することもできるが、多くの観客は両手でピースを作り、人差し指と中指を少し折って牙のような形にし、上下に振って威嚇するようにする。この時BGMにはアルフレッド・ヒッチコックの映画『サイコ』のホラーの音楽が流れる。
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