ファンによる集団投票
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 17:41 UTC 版)
ファンによるとみられる過剰な集団投票が論争となることもある。例えば、タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」にはネット投票システムがあるが、2006年ころから不自然にK-POPアーティストが1位になる事態が相次いでいる。 例えば、2012年ロンドンオリンピックオープニングで歌ってもらいたい歌手のアンケートを取った所、K-POPアーティストがレディーガガ、ジャスティン・ビーバーらを抑え上位を独占。この結果に不満を抱いたネットユーザーがコミュニティサイト4chanで組織票を依頼し、1位に日本のボーカロイドソフトである初音ミクがランクインする事態に発展した。 2018年には、アメリカのドナルド・トランプ大統領、カナダのジャスティン・トルドー首相、アメリカ下院議長のナンシー・ペロシ、テスラのイーロン・マスクCEO、Facebookのシェリル・サンバーグCOO等の世界的な有名人に圧倒的な大差をつけて、1位にBTS、2位に文在寅大統領が選ばれた。またアメリカのフォーブス誌の「ここ30日で最もリツイートされたアーティスト」という世界的なランキングでも、突然、カニエ・ウェストやジャスティン・ビーバーなどを押しのけて、その時点ではほぼ無名であったBTSが1位となる事態が引き起こされている。
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