ファッションとしてのライター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 14:02 UTC 版)
「ライター」の記事における「ファッションとしてのライター」の解説
喫煙者は社会的な風潮から年々減少傾向にあるため、今日ではライターを持ち歩く人も減りつつある。 安価な使い捨てライターは、一般小売店の店頭販売価格が4個で税抜き100円程度からあるほか、日本国内においては喫茶店やバーなどのノベルティグッズとして、また煙草のカートン購入や新製品のプロモーションのための付加価値として、無料で入手する途は多い。 しかし、ファッションという点からみると財布やハンカチ以上に絶好の個性主張のできるアイテムにもなりうるため、百貨店の喫煙具売り場などでは多種多様なライターが販売されている。例えば、オイルライターでは高いブランド力を持ち着火とは直接関係のない装飾のバリエーションを幅広く展開してコレクターを生んでいる老舗メーカーがあったり、また男性向け・女性向け装身具の一種として洗練された装飾を備えた高級ガスライターもある。 他方、有償のライターの中には、実用性を追求したもの(例:着火性と防風性を高めたターボライター)や多機能化を図ったもの(例:LEDライト付き)もある。ちなみに、現在では多数のコレクターがいるジッポーのライターも、その登場時においては実用性を追求した(それ以前のライターに比べて大幅な防風性アップを果たした)製品であった。
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