ファッションとしての首輪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/04 03:41 UTC 版)
詳細は「:en:Choker」を参照 13世紀のヨーロッパにおいて中世のシュミーズの引き紐をもとに発展した、分離した状態の襟 (Collar) のことを指す。エリザベス朝のイギリスにおいても独自の発展を遂げ、襞襟のようなものが生まれた。近年においては、襟を省略した着やすい衣服が主流になった。 チョーカー (Choker) という名称で首に巻くリボンのようなものや、ホックで留めるものが存在している。古代エジプトでは主に古王国時代に女性が身に着けた装身具であり、19世紀のイギリスではエドワード7世の王妃アレクサンドラが首の手術痕を隠すために積極的に利用したほか、真珠などの宝石やレースでできた装飾的なものを使用した。 首飾り(ネックレス)の同義語として使用されることもある。また、これとよく似たスタイルの付け襟といったものもある。 パンク・ファッションが一般化すると、鋲付きの首輪が登場した。これは欧米でいうパワーコスチューム(意味を持たせた記号論的衣服)として、凶暴さや既存のルールに縛られないという決意を意味しており、ボンデージファッションに拡大した。
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