ファッションとしてのエスパドリーユ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/03 15:02 UTC 版)
「エスパドリーユ」の記事における「ファッションとしてのエスパドリーユ」の解説
1940年代にはアメリカ合衆国でそのファッション性が注目され、1948年の映画『キー・ラーゴ』では女優のローレン・バコールがレースの付いたエスパドリーユを履いた。ハイヒールのエスパドリーユが流行したのは、フランス人ファッションデザイナーのイヴ・サン・ローランの影響である。1970年のパリ・コレクションで、サン・ローランはスペインの製造会社であるカスタニェル(Castañer)社と接触し、カスタニェルはサン・ローランが求めるデザインのエスパドリーユを作った。ハイヒールのエスパドリーユは大ヒットし、今日のファッション界にさえも影響を与えている。 アメリカで放送されたドラマ『マイアミ・バイス』がヒットした影響で、ドン・ジョンソン演じる主人公のソニー・クロケットが履いたエスパドリーユは1980年にリバイバルヒットした。2013年には、ニューヨークの高級靴店で500ドル近くの高額で売られるエスパドリーユもある。
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