ファイルのインデックス作成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/06 23:17 UTC 版)
「Google デスクトップ」の記事における「ファイルのインデックス作成」の解説
検索を行うたびに、大量のファイルを全て走査していては非常に時間がかかってしまう。そこで、Googleデスクトップでは、あらかじめファイルのインデックスを作成しておき、このインデックスに対して検索を行う。Googleデスクトップを最初にインストールすると、そのコンピュータにある全ファイルのインデックス作成が行われる。この初期インデックス作成が終わっても、このソフトウェアは必要に応じてファイルのインデックス作成を継続する。ユーザーはプログラムのインストール直後からファイルの検索が可能になる。検索を行うと、その結果を通常のGoogleのウェブ検索結果とよく似た形式でウェブブラウザに表示することもできる。 Googleデスクトップはプレーンテキストファイル以外にも各種のデータにインデックス作成することができ、電子メール、Internet Explorer および Mozilla Firefox のウェブ閲覧履歴、OpenDocument および Microsoft Office のフォーマットのオフィス文書、AOL、Google、MSN、Skype、テンセントQQなどのインスタントメッセージの記録、いくつかのマルチメディアファイルなどを対象とする。これら以外のファイル種別については、プラグインを使ってインデックス作成可能である。Googleデスクトップがどの種類のデータにインデックス作成するかは、ユーザーが設定可能である。 大きなハードディスクを使っている場合、Googleデスクトップは初期インデックス作成において、ドライブ毎に10万ファイルまでしかインデックス作成できないという問題がある。10万以上のファイルを格納したドライブがあると、Googleデスクトップは初期化の際に全体をインデックス作成できない。ただし、ファイルを移動させたりオープンしたりしたときにリアルタイムでインデックス作成することもできる。
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