ピンクサンシャイン【ピンクサンシャイン】(観賞樹)
登録番号 | 第11438号 | |
登録年月日 | 2003年 8月 19日 | |
農林水産植物の種類 | あじさい | |
登録品種の名称及びその読み | ピンクサンシャイン よみ:ピンクサンシャイン | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 塩原茂夫 | |
品種登録者の住所 | 埼玉県本庄市大字下野堂91番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 塩原茂夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「シャワー」に「ロイヤルピンク」を交配して育成されたものであり、花形は普通咲きでガクアジサイ型、花色は鮮紫ピンクで鉢物向きの品種である。樹形は開張性、枝の太さは太、節間長は中、新梢の色は緑、枝の斑点の多少は中、色は紫、前年枝の色は灰褐である。葉身全体の形は長楕円形、先端の形は鋭尖形、基部の形は鈍形、葉縁の形は鈍鋸歯、葉身長及び葉身幅は中、成葉表面の色は暗黄緑(JHS カラーチャート3509)、裏面の色は穏黄緑(同3514)、葉柄の長さは中である。花序の形は盃形、花形はガクアジサイ型、花序の縦径、横径及び厚さは中である。両性花の数は中、装飾花の数は少、両性花の花形は一重咲き、装飾花の花形は普通咲き、がく片の重なりは重なる、大小の有無は有、装飾花の縦径及び横径は大、単色・複色の別は単色、開花初期の花色は鮮紫ピンク(同9705)、盛期の花色は鮮紫ピンク(同9505)である。がく片の形はかぶ形、切れ込みの位置は中部のみ、切れ込みの鈍鋭は中、湾曲は波打ち及び内曲である。花柄の長さは中、小花柄の長さは長である。花色の変化性は有、促成での開花期は早である。「ロイヤルピンク」と比較して、開花盛期の花色が鮮紫ピンク(同9505)であること、がく片に波打ちがあること等で、「サンルージュ」と比較して、がく片の切れ込みの鈍鋭が鋭であること、がく片に波打ちがあること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に育成者の温室(埼玉県本庄市)において、「シャワー」に「ロイヤルピンク」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「クララ」であった。 |
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