ビデオカードの機能を用いる場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 02:37 UTC 版)
「マルチモニター」の記事における「ビデオカードの機能を用いる場合」の解説
ビデオカードが対応する台数だけモニターを接続することができる。スロット占有幅が大きいハイエンド製品ほど、実装される端子の数も多くなる傾向がある。ただしカードによっては、実装されている端子数と同数のモニターを同時利用できるとはかぎらない。同じGPUでも、カードのベンダーによって対応台数が異なることもある。 AMD製のRadeon HD 5000番台のGPUには「Eyefinity(英語版)」という機能が搭載されており、3画面から最大6画面の出力が可能とされている。Radeon HD 5000番台のGPUを搭載し、DisplayPort端子を備えたビデオカードであれば、標準機能としてEyefinityを利用可能だが、モニター側にもDisplayPort端子が必要である。実際の利用においてはDisplayPort出力をDVIやHDMIへ変換する変換コネクタを用いることで、DisplayPort端子を搭載しないモニターでも3画面のマルチモニター環境を構築可能とされる。Eyefinityの設定はAMD Catalyst上で行う。 NVIDIA製のNVIDIA QuadroおよびNVIDIA NVS (旧Quadro NVS) シリーズでは、NVIDIA Mosaicと呼ばれるマルチディスプレイ技術がサポートされており、最大で16画面への出力が可能となっている。なお、NVS 810はカード1枚あたり最大で8画面の同時出力が可能となっている。
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