ヒキョウとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > ヒキョウの意味・解説 

ひ‐きょう〔‐ケフ〕【卑×怯】

読み方:ひきょう

[名・形動《本来は「比興」で「卑怯」は当て字か》勇気がなく、物事正面から取り組もうとしないこと。正々堂々としていないこと。また、そのさま。「—にも真っ先逃げ出す」「—なやり方」「—者」

[派生] きょうさ[名]


ひ‐きょう〔‐キヤウ〕【悲境】

読み方:ひきょう

悲しい境遇不幸な身の上。「—を嘆く」


ひ‐きょう〔‐キヤウ〕【悲況】

読み方:ひきょう

悲しい状態。悲観すべき状況


ひ‐きょう〔‐キヤウ〕【比況】

読み方:ひきょう

他とくらべて、それにたとえること。

文法で、動作・状態などを他とくらべ、たとえていう言い方文語では助動詞「ごとし」「やうなり」、口語では「ようだ」などをいう。「—助動詞


ひ‐きょう【比興】

読み方:ひきょう

[名・形動ナリ

他の物にたとえておもしろく言うこと。転じておもしろく興あること。また、そのさま。

後ろ前に、前は後ろにかはらぬか、と言ひける。さる事やは侍るべき。—の事なり」〈著聞集一六

《「ひきょ(非拠)」の変化した語。一説に「ひきょう(非興)」の意とも》

不都合なこと。不合理なこと。また、そのさま。

「心が本と心得て強く下種(げす)しくするもまた—なり」〈十問最秘抄

いやしいこと。つまらないこと。また、そのさま。

「—な花なりとも」〈中華若木詩抄・下〉

臆病なこと。卑怯なこと。また、そのさま。

「やあ、—なり右衛門」〈浄・盛衰記


ひ‐きょう〔‐キヤウ〕【秘境】

読み方:ひきょう

外部の人が足を踏み入れたことがほとんどなく、まだ一般に知られていない地域


ひ‐きょう〔‐ケウ〕【秘教】

読み方:ひきょう

秘密の儀式重んじる宗教

仏教で、密教のこと。


ひ‐きょう〔‐キヤウ〕【秘経】

読み方:ひきょう

真言秘密の法を説いた経典金剛頂経大日経悉地(そしつじ)経など。


比興

読み方:ヒキョウ(hikyou)

おもしろいこと、不都合くだらぬこと、つまらぬこと、臆病。


秘筐

読み方:ヒキョウ(hikyou)

作者 円地文子

初出 昭和41年

ジャンル 小説



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヒキョウ」の関連用語

ヒキョウのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヒキョウのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS