パーセントとパーセントポイントの違いとは? わかりやすく解説

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パーセントとパーセントポイントの違い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 03:29 UTC 版)

パーセントポイント」の記事における「パーセントとパーセントポイントの違い」の解説

1980年には人口50パーセント喫煙していたが、1990年には40パーセントしか喫煙していなかった場合考える。この場合喫煙率人口対す喫煙者割合)は1980年から1990年10年間で「10ポイント下がったという。これを「10パーセント下がったと言わないのは、「50パーセントのうちの10パーセント下がった」、すなわち、 50 - (50 × 0.1) = 4545パーセントになったとも解釈できてしまい、曖昧であるからである。また、1980年1990年総数となる全人口が変わっており、単純に比較することができないという理由もある。 パーセントポイントの差は、リスク確率を表す一つ方法である。例えば、ある病気70パーセント確率治るがあり、その使わない50パーセント確率自然治癒するとする。この場合、この絶対的なリスク20ポイント軽減すると言える。この数値絶対リスク減少率といい、その逆数治療必要数 (NNT) という。先の例でいうと、このNNT1/(20pp) = 1/0.20 = 5 となり、5人の患者投与した場合投与しなかった場合よりも1人多く患者治癒することが期待できる

※この「パーセントとパーセントポイントの違い」の解説は、「パーセントポイント」の解説の一部です。
「パーセントとパーセントポイントの違い」を含む「パーセントポイント」の記事については、「パーセントポイント」の概要を参照ください。

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