パブリセヴィッチHC期
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「バスケットボール男子日本代表」の記事における「パブリセヴィッチHC期」の解説
2003年にジェリコ・パブリセヴィッチをヘッドコーチ(HC)に招聘。自国開催の2006年世界選手権を見据え、毎年夏に1か月の欧州遠征を行った。初年はボスニアのジュニアチームに敗北していたが、強化が進むと東アジア競技大会とアジア選手権東アジア予選で長年勝てなかった中国に2度勝利した。史上初の1次ラウンド突破(ベスト16入り)を目標に掲げた世界選手権では、初戦のドイツ戦は70-81と善戦、パナマ戦は1次ラウンドとしては1963年大会以来の勝利をあげた。前回大会4位のニュージーランド戦は前半を18点のリードで折り返したが、後半に逆転され、通算1勝4敗で敗退した。なお、選手選考ではパブリセヴィッチは就任2年目からセレクションを行い「ジェリコ・チルドレン」とも呼ばれる若手の抜擢を行ったが、選考を主導したい日本バスケ協会(当時の略称はJABBA、2007年以降JBA)との対立が生じ、世界選手権直前の強化委員会会議にパブリセヴィッチが呼ばれず、JBAが無断で日本代表を発表するという事態が発生している。結果、発表された選手のうち8名が辞退した。
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