パティオスエリスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 06:04 UTC 版)
パティオスエリスト(英称:Patios Elyst)は、千葉市美浜区打瀬一丁目7番地(SH3-1街区)に所在する超高層棟のT棟とR棟の2棟にて構成されているマンション群。T棟は建築基準法第20条第1号に基づく60メートル以上の建築物(超高層マンション)である。敷地は2004年竣工のパティオスアバンセに連続する街区となっている。T棟はUG都市建築がデザインを担当、R棟は隈研吾がデザインを担当した。T棟は板状超高層の圧迫感を軽減するために縦分節をはかり、ボリューム感を軽減、R棟はルーバーを用いて繊細なアースカラーのデザインとしている。 共用部は独立棟としてランドスケープの中に位置し、正面玄関から中庭に入っていく緑の空間・水と彫刻の空間はエントランスホールの2枚のガラスによって視覚的につながっており、アーバンスケールのグリーンネットワークの形成に貢献している。 用途:共同住宅 総戸数:184戸 敷地面積:約6900平方メートル 構造:鉄筋コンクリート構造(免震構造) 階数:地上21階、地下1階 建物高:71メートル 事業者:幕張シティ 設計者:山下昌彦(UG都市建築) 施工者:フジタ 業務期間:2003年7月 – 2006年3月 許認可等:一団地認定、超高層建築物構造性能評価、免震構造性能評価
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