パッケージ表示問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 23:48 UTC 版)
2013年7月17日の報道によると、卵製品のパッケージに「牧場」がつけられていたが、実際に調査すると牧場は存在せず、「虚偽牧場」であると判明した。監察委員に程仁宏(中国語版)らを据え、台北市及び新北市の10件の販売所を調査したところ、統一「元気牧場」、味全(中国語版)「木崗専業牧場」、福頂「自然牧場」とあったものの、農委会には登記されておらず、これらの牧場の存在を確認することはできなかった。衛生署は業者の放任性は国民を誤解させるとした。 「統一生機四款精力湯」には着色料である銅葉緑素が添加されており、「統一旗下知名飲品飲冰室綠奶茶」にも銅葉緑素が含まれていたが、これらをただ「葉緑素」とのみ表記した。 2013年11月12日には食品安全問題が噴出。統一生機開発股份有限公司の「統一生機明日葉精力湯」の製品のラベルが間違っていることが判明。この商品には天然の葉緑素が含まれているとラベルに付けられていたが、実際は銅クロロフィルナトリウムが添加されていた。桃園県衛生局はラベル表示の偽装があったとして、統一生機に20万ニュー台湾ドルの罰金を課した。統一生機のトップページに「同社は、供給元が違法行為に関与しているかどうかに関して法的訴追の権利を留保する。」と掲載される。さらに、統一企業に関連する統健實業股份公司聖德科斯の「明日葉精力湯」、「初乳蛋白精力湯」、「久司酵素精力湯」、「膠原蛋白精力湯」の4種の精力湯において違反が発覚。統健聖德科斯は7日、商品を回収し、法律に従って銅クロロフィルナトリウムにラベルを変更すると指示し、翌日には再出荷し、消費者の返品・交換を受け付けるとした。
※この「パッケージ表示問題」の解説は、「統一企業」の解説の一部です。
「パッケージ表示問題」を含む「統一企業」の記事については、「統一企業」の概要を参照ください。
- パッケージ表示問題のページへのリンク